視界
「地鶏坊」「地鶏坊」と言うので最初は新手の鶏肉かと思いましたが、違ったのですね。
例の「棒」が浅草でも増えてきて、紛議の対象に成ってきました。
そう、「自撮り棒」のことです。
「自撮り棒」を高く掲げて他人の景色観賞や神輿見物を遮る輩が続出しているそうです。
ルーブル美術館では既に禁止にされたそうです。美術品に気持ちを集中させている時に邪魔されたら、たしかに不愉快ですから、禁止も仕方ないところでしょう。
では美術品ほどは集中しない景色・夜景の場合はどうでしょう。やはり全面禁止ですかね。
浅草にもスカイツリーが良く見える展望台がありますから、ここは思案のしどころです。
写真は旅の記念ですし、SNSにUPして友達に「いいね!」してもらうのはたしかに楽しいですから、全面禁止では旅の魅力を少なくしてしまいます。
それにですよ、視界を遮られただけで本気で立腹するというのも、いささか野暮な話しです。
本人が周囲の人に一声許可を得るというルールにして、それからなら撮っても良いと思うのですが、いかがでしょうか。
あるいは「自撮り棒」メーカーの方に規制をかけて、「周囲の人の許可を得てから撮りましょう!」と棒そのものに大きく印字しないと販売許可が得られないようにします。そういう立法はメンドくさいでしょうか。
もっとも、この問題には別の側面もあって、「自撮り棒」をよく使っている民族が、そもそも嫌いだという感情がベースに在るように感じます。そう言うと言い過ぎでしょうかね?
「自撮り棒」で人の視界を遮る民族=全体的にマナーが悪い民族=歴史問題でも鬱陶しいことを言ってくる民族⇒嫌い!
という流れです。
このブログの立場は何回も書いていますが、
マナーを憎んで人を憎まず。
この話しもマナーに限定した話しにしたいものです。
さて、今日は三社祭。午後から町会神輿の連合渡御があります。
皆様、マナーを守って、楽しくご観光を。
追伸
『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.903日連続更新を達成しました。
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