街の音プロジェクト
不肖・私は台東区役所より「アート・アドバイザー」に任命されているものですから「台東区芸術文化支援制度」の説明会に出席しました。
この説明会は、今年この制度から補助金を受けたいと考えているアーテイストの皆さんの為に、
・制度そのものの概要と
・26年度に支援を受けた事業がどんなものだったか
を説明するものです。
まず制度そのものについては区役所の方が説明し、私は26年度の事業の中で私の担当だった事業についてコメントしました。
さて昨年の私の担当は二つありましたが、二つ目は、
「第2回!!街の音プロジェクト in かっぱ橋~道具 de アンサンブル~」でした。
この事業は、合羽橋道具街で売られている調理道具を楽器として使う、音楽ワークショップとパレードでして、まず区内のお子さんを集めて⇒道具を楽器として使う体験をさせた上で、昨年10月の「道具祭り」に日に合羽橋道具街界隈を練り歩く予定でした。
しかし折悪しく台風が接近。パレードを断念して、生涯学習センターの中の「ミレニアム・ホール」で上演いたしました。
<以下私のコメントです>
え~私が住吉史彦です。一言コメントさせていただきます。
「街の音」委員会さんは、去年に続いてもう一回やっていただこうということで、二度目の選出だったと思います。台風で外で出来なくて、会場変更・演出変更のドタバタの中で、今回内容も新しい内容=ホースの管楽器とかに挑戦なさった、それもお子さんを使って、ということで大変だったろうと思いますが、無事終わって私も安心しております。
あの、ざっくりしたことを言ってしまいますが、ここにいるアートアドバイザーの面々は、
「この企画、一体どうなっちゃうんだろう!」というような企画が好きです。問題発言ですかね?
世の中の色んな自治体に色んな支援制度が在って、中には出来上がった演者の方が出来上がった演目をやっていることが結構多いですが、
そういうのはつまんないよね、というのが、私たちの意見です。
・クラシックなことをするなら、相当質の高いことをやってね。
・それが難しければ、斬新なのをお願いします。
という感覚でしょうか、
私達は、毎年年に10回以上集まっていますが、繰り返し議論する内にそういう感じになってきましたし、ついでに申しますと、この背景には、この地域の文化的基盤の絶対的な厚みがあると思っています、自慢ですけど。
チャレンジングでないとそそられないです。
そういう感覚で選定しますので、一回目は「生煮え」という場合もあり、それで二回目が出てくるケースもある、という風に私は把握しています。今頃言うなよ!って言われそうですね。
「街の音」さんも、今後も固定化せずに頑張っていただきたいと思います。
大変お疲れ様でした!この制度を使っていただきまして、ありがとうございました。
追伸
『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.882日連続更新を達成しました。
No comments yet.