おいしい記憶

キッコーマンさんにパクられた!

2/1の読売新聞を読んだ私は悔しくて仕方ありませんでした。

その日掲載された全面広告は、

「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください」エッセーコンテスト

の募集がスタートしたことを報せるものでした。

弊社の「すき焼き思い出ストーリー」にクリソツです。

パクられた!

と一瞬思いましたが、しかし、それはこちらの間違いでした。

パクったのは、こちらだったのです。

『おいしい記憶エッセーコンテスト』は今回が六回目ですから、逆算するとスタートしたのは2009年。

「すき焼き思い出ストーリー」は2010年スタートです。

ま、負けました。

それだけでなく、調べて行って、私は驚倒しました。キッコーマンさんの釈迦のタイトル、いや、社歌のタイトルが、

『おいしい記憶』なのです。

完全に負けています。

この社歌、ご存知でしたか?私は知らなかったので、ひどく驚きました。

で、その作詞家は?

金子みすゞ?

中原中也?

いやいや、

秋元康でした。

A?

K?

B?

うーん。

随分最近の詩人ですねえ。

追伸

一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。

タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。

この本は、

食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、

全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、

この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。

是非是非お求めください。

弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。

是非。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.800日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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