すき焼きをくわな!
く、桑名を「すき焼きのまち」として有名にするんですか?!
そういうサイトが既に出来ています。
たしかハマグリのまちでしたよねえ。
まあ、「柿安」さんの本店が在りますけど。
そのサイトによりますと、「柿安」さん以外にも、
「桑名市は、お正月に家庭ですき焼きを食べる地域で、日常的にもその味が親しまれています。」
・・・だそうで、おそらくはギョウザ消費量日本一を宇都宮と浜松とが争っていることに、アイデイアを得たのでしょうが、もう少しパッとした根拠が欲しいですな。
キャッチコピーは、
「桑名に来たら、すき焼きをくわな!」ですか。
まあ、いいんじゃないですかね、私のジョークと同程度に。
で、
「すき焼きのまち」として桑名をプロデュースするための仕掛けを考えてください!」
ほお、アイデイアを募集しているんですか!
「たとえば嬬恋=妻恋として愛妻家の聖地を名乗る長野県嬬恋市のように、これまでの地方自治体では考えられなかったような、新しい視点、ユニークな方法の提案をお待ちしています」
嬬恋村なら、たしか群馬県ですけど細かいことはスルーしまして、
企画のポイントは、
①何があったらすき焼きのまちとして、知名度を上げられるか考えてください。
②なぜそれを、みんなが話題にしたくなるか教えてください。
③プロデュースの方法について、具体的に書いてください。
んで、
「すき焼きのまち」として桑名を売り出せそうなアイデアは、市の施策として実行いたします」
んああ。「行政がらみ」ですかあ。
去年から群馬県が「ぐんま・すき焼きアクション」をやっていますが、ライバルが登場してしまいましたねえ。
弊案ですが、
「桑名市民はおせちを桑名い!」
ということで、時季を正月に限定した上で、
「日本一正月っぽい」すき焼きを創ってみてはどうでしょうかね。
このコピー、我ながらG.J.だと思いますが、おせち業者から異論が出るから、行政さんにはこういう尖がった企画はムリでしょうな。
「ちんや」で貰いました、その企画。
ひひひひ。
追伸
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.788日連続更新を達成しました。
No comments yet.