高級な食べ放題

へええ、そういうルールが在ったのですねえ。勉強になりました。

ある日Yohoo!知恵袋に出ていた「食べ放題焼肉店でのトラブル」についての記事で知ったのですが、この店には、

食べ残しをすると料金をプラスさせて頂きます、というルールがあるのだそうです。

値段は6.800円。「高級な食べ放題」の店らしく、私は食べ放題に高級と低級があるのを初めて知りましたが、まあ、それはさて置き、肝心の何がトラブったか、です。

「上と下は見事な霜降りですばらしいのですが真ん中が全部脂身でした。比率で言うと上から1:8:1こんな感じでほぼ脂身です。」

この脂を残したところ、なにしろ食べ残しをすると料金プラスだと店員が言うので、

「ちょっと待ってよ!あんな脂身だらけのもの持ってきて残したからお金取るって詐欺じゃん。残して欲しくなかったら食べられるもの持ってきてよ。」

対して、

「すき焼きの脂身だけをお召し上がりになる方もいらっしゃいます。脂身が多いからと言って食べ物ではないような言い方は心外です。メニューにも残された場合一皿2000円申し受けますと書いておりますので、こちらに落ち度はありません。ご不満なら警察呼びますがいかがでしょうか?」

と結局脅しのような言葉でしぶしぶ払って帰ったとか。

「×△放題」がいかに人の心を荒れさせるものか、売り手も買い手も、そろそろ気づいて欲しいものです。

末法の世ですな。

南無観世音菩薩。

追伸

ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。

 「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。

<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。

お求めは、こちら↓です。

http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=18847

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.523日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">