佃煮最中
佃煮最中を作って食べてみました。
河治和香先生が「駒形どぜう」さんの三代目をモデルにした小説『どぜう屋助七』を書かれましたが、その小説ベースにした、「どぜう講談」を聞く会が開かれることになり、当然どぜう料理も付いているのですが、その講談を聞きにくるのは、以前からのどぜうファンばかりで、さんざん召し上がった経験がおありなので、何か新企画が欲しいね、それも小説の登場人物に関係する企画がいいね!
と、いうことで、この小説に登場する最中の皮屋の「種亀」さんと「ちんや」がコラボすることに成った次第です。
三代目の当時「ちんや」は未だ「狆屋」で、牛鍋屋に転進していないのですが、まあ、そういう細かいことを言うのは止めましょう。
禅は急げイヤ善は急げ、で試してみますと、結構旨いのです。
しぐれ煮とそぼろ煮のどちらが良いか、両方試してみましたが、両方ともまずまずでした。
良く考えましたら、最中の皮は元々米粉ですから、合わない理屈がないですね。やってみるもんです。
結局そぼろの方が甘いので、会にはそぼろ最中を出しましたが、しぐれ最中もいけると思います。
皆さんもお試しあれ。
あ、そう言っても、最中の皮だけはあんまり市販されていない・・・か・・
追伸
JALさんの機内誌『SKYWARD』の4月号
「JAPAN PROJECT 東京ようこそ、おもてなしの首都へ」に載せていただきました。在り難いことです。ご搭乗のおりにご覧ください。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.512日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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