「浅草ときわ食堂」さんのリニューアル・オープン
7/1、「ちんや」の2軒隣の「ときわ食堂」さんがリニューアル・オープンしました。くわしく場所をご説明しますと、「ちんや」が、雷門から西へ4軒目で、「ときわ」さんは2軒目です。つまり「ときわ」さんは、雷門と「ちんや」の間の御店です。
最近は、「四十二丁目食堂」とか「九十九番町食堂」とか、「○○食堂」の○○の部分に、地名を入れて地元資本であるかのように装った、外食チェーン店がありますが、「ときわ食堂」さんは違います。
三代目のM社長と、四代目予定のM君親子が経営する、正真正銘の地元の御店です。
この御店は「家庭料理をプロの味で召し上がれ」という御考えで、ねぎとろ丼、親子丼、刺身定食とか、和食中心の、親しみ安いメニューを並べています。私も、休みの日の昼メシをお世話になったりすることがあります。
私が、外食産業でなく、こういう所で食べるのは、言うまでもなく、ちゃんと料理されたものを食べたいからです。地元資本風の外食産業に入ると、いつどこで調理されたかわからないものが、レンジで「チン」されて運ばれてきますが、それじゃあ、店に座って惣菜を食っているようなものです。
やはり料理を食べたいですよね。高級食材でなくても、料理したてを、すぐ食べれば旨いものです。
最近、若旦那のM君が「チン」の店に慣れたお客さんから、「料理が出るのが遅い!」と言われることが多い、とボヤていましたが、ちゃんとした料理が、そんなにすぐ出るハズはありません。メゲずに、旨いメシを出してもらいたいものです。
ところで、今回のリニューアルで、入り口のドアが、自動ドアから手動ドアに変わりました。ドアも料理も手動で、この変更自体は、結構なことと私は思います。でも「手動」と表示してないのは、M君、どうなんでしょう?表示しておかないと、自動に慣れている人は、戸惑いますよね。
「チン」と自動になれた人が、ドアに激突しないことを祈念いたします。
あ、そうそう、ついでに、ご商売のご繁盛も祈念いたします。敬具。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。(なお本日14時30分より、このコンサートに出演!)
*「ときわ食堂」さんについては、こちらです。
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