旅游法
ほお、Good Jobですな、中華人民共和国。
そんな法律を成立させていたなんて!Goodな法律じゃないですか!知りませんでした。
その法律とは「旅游法」。
観光業の秩序改善のために既に昨年10月から施行されていたのだそうです。
報道によりますと、
「中国の観光業では、廉価な観光ツアーに参加する客を土産物店に連れて行って買い物をさせ、店からのバックマージンで利益を確保することが一般的に行われてきたが、旅游法はこうした行為を禁止」したのです。
実はですね、このブログに、これまで何度も書きたいと思って、しかし書かなかったこと=それは「中国の観光業者の残念さ」でした。
彼らは顧客目線というものに乏しいと感じ続けていました。
観光客をいったん海外へ送り出してしまえば、後はお客様満足にはまったく無関心で、マージンの獲得ばかりに執着している、というのが、私の彼らに対するイメージです。
私が中国人インバウンドの受け入れに熱心でない理由は、コレです。この際だから、ハッキリ申しますけど。
しかし、この事を書けませんでした。正統な批判をしても、中国人に対する偏見と受け取られかねませんから、書くことを控えて来ました。
書けないことについては正直申してフラストレーションがありましたが、
なんてことはない、
中国自身が「観光業の秩序改善」が必要だと思っていたんですね。
なーんだ!
今日ここに書けて、スッキリです!
この法律を契機に、中国の観光業者の全てが、お客様満足を経営の中心に置くようになる日が来るかもしれません。
「リベートをたくさん払う店」より「本当に美味しい店」に観光客が送り込まれるようになるかもしれません。
そういう日が来ますように、強く祈念します。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.415日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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