福を掻きこむ
11月の「酉の市」と言えば、縁起物の「飾り熊手」を買い、商売繁盛を祈願するのが習わしです。
今年は、酉の日が「文化の日」と重なってしまいましたので、店の営業が忙しく、深夜23時を過ぎてから「酉の市」に参りましたが、思いの外、その時間でも人が残っていて、関係者の方に聞いたところでは、大盛況だったようです。良かったです。
さてウチが熊手を買いましたのは、松下商店さん。
ご子息がウチの父と同門で、「駒形どぜう」さんとも親しく、また「台東区手づくり工房マップ」に弊店と一緒に参加しています。
熊手の工房は、かつて台東区内に何軒もあったのですが、移転してしまった所が多いようで、松下さんは区内に残っている、数少ない工房です。
「台東区手づくり工房マップ」に参加して、お子さんの見学などを受け入れ、伝統の技術を、この地域に残そうと頑張っておられます。
中でも、熊手に扇子を付けた「桧扇(ひおうぎ)」のタイプは、松下さんのみ。意匠登録されています。(第696158号)
鷲神社の宮司様からも、この形で造ることを認められているとか。
このタイプをいただいて来ました。
福を掻きこんで貰いたいですね。
なお、今年の「酉の市」は、この後まだ2回開催されます。
「一の酉」は「文化の日」11/3で終わってしまいましたが、
「二の酉」は11/15(金)、
「三の酉」は11/27(水)、鷲神社の境内で開催されます。是非お出かけを!
追伸①
NHK総合テレビ『月刊やさい通信』に出演します。
※なぜ、すき焼きにシュンギクを入れるのか?
※すき焼におけるシュンギクの役割
という内容です。是非ご覧ください。
11月24日(日)朝6:15~6:45
11月28日(木)昼12:20~12:43(短縮版)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は370人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.351日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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