12年目

「台東区芸術文化支援制度」の、2019年度の企画募集が始まり、説明会が開催されましたので、私も台東区アートアドバイザーとして参加しました。
この「台東区芸術文化支援制度」は、区内でおこなわれる芸術文化活動を支援する制度で、制度発足から12年目を迎えます。私は制度発足前からお手伝いしています。
企画者が区内在住者でなくても、区内の場所で開催される企画であれば、広く募集しておりまして、資金面の支援とともに、より魅力的に企画が実現できるよう、区と台東区アートアドバイザーが、企画者をサポートしていきます。
芸術文化の企画であれば表現ジャンルは問いません。アーティストはもちろん、市民プロデューサーや区外の方も応募可能です。
今年も、多くの方が説明会にご参加下さり、また昨年刊行した制度10周年のアーカイブブックも配布することが出来て、嬉しく思いました。
魅力的なプランの応募をお待ちしています。
募集期間は5月8日(水曜)まで。詳しくは台東区役所文化振興課へお尋ね下さい。

追伸
昨日、慶應義塾「料飲三田会」総会を大森海岸「松乃鮨」さんにて開催させていただき、上程した議案はすべてご承認いただきました。
役員改選では、私が、浅学の身ながら、もう1期(2年間)会長職をお預かりすることとなりました。
これまでお力添えをいただいた皆様、誠に在り難うございました。引き続きよろしくお願い申し上げます。

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浅草上級者

インバウンド客の皆さんが大勢浅草に見えていることや、それに釣られて日本の若い人が見えていることは、悪いことではないと思います。
しかし、浅草中が「浅草初心者」の皆さんで覆い尽くされていることについては不安に思うことがあります。「ちんや」が初心者向けの店ではないからです。
よって、この際、弊社はPRの大方針をハッキリさせて、中・上級者向けの店であることを、前面に出して宣伝して行こうと思います。
ネット検索のキーワードでも
「上級者」
「大人」
「達人」
などでヒットするよう工夫します。
地下の「ちんや亭」は昨年から「肉の食べくらべレストラン」ということにしましたが、少量で食べくらべ、はまさに大人の行為なので、「大人の食べくらべレストラン」でも良いと思います。
今どきのネットは便利で類義語、関連語、連想させる言葉が、すぐ調べられます。
浅草には「ちんや」以外にも中・上級者向けの店もあるわけで、リピーターのお客様は、そういう店を好みます。
弊店以外の街の皆さん、例えば着物関連の皆さんなども、弊社式の宣伝に取り組んでくれたらいいな!と思います。だって、コスプレ・キモノばかりでは文化が衰退してしまいます。
文化の衰退、即、観光の衰退ですからね。
上級者向けの宣伝に、皆で取り組みたいなと思います。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

<「ちんや」臨時営業のお知らせ>
本日と改元連休中の、以下の日は火曜日ですが臨時営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。
4月30日(火曜)(祝日)

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鰻クイズ~正解

「浅草うまいもの会」の新年会が、鰻の「やっこ」さんでありましたので、毎度余興担当の私は、「鰻クイズ」を創りました。
今日は、その正解です。
<鰻クイズ>
・鰻料理店の屋号の問題です。次の3軒の中で、日本橋の鰻屋ではない店は、どれでしょう?
3大和田
・蒲焼の焼き方についての問題です。関東では鰻を背開きにして、蒸してから焼きます。関西では腹開きで、蒸さずに焼きますが、さて、背開きで蒸さずに深めに焼く地方はどこでしょう。
2九州
・鰻の生産に関する問題です。日本の鰻の出荷量の内、天然鰻の出荷量は、ずばり何%でしょう?
25%
・鰻の消費に関する問題です。実は日本は2007年以降、世界最大の鰻消費国ではなくなっています。では世界最大の鰻消費国は、ずばりどこの国でしょう?
1中国
・鰻業界最大のイベントと言えば「土用の丑の日」ですが、この日に鰻を食えと唱えた人物は誰でしょう?
2平賀源内(他の説もあります)
・「土用の丑の日」は、たいてい夏の土用に行われますが、実は夏の鰻は味が落ちるとされ、鰻の旬は夏ではありません。では鰻の旬は、ずばりいつでしょう。
1(冬眠に備えて身に養分を貯える)晩秋
・鰻が登場する文学の問題です。万葉集で「石麻呂に吾(あれ)もの申す夏やせによしといふ物そむなぎ取り食(め)せ」と歌った歌人は、次の3人の内の誰でしょう?
2大伴家持
・鰻特にヨーロッパウナギは魚類の中では長寿ですが、これまでに確認された、もっとも長生きなヨーロッパウナギは何歳だったでしょう?
357歳
・ニホンウナギの産卵場所は2009年に東京大学海洋研究所が初めて特定しましたが、さて、その場所はずばりどこでしょう。
3西マリアナ海嶺
<皆さんは、何問できましたか?>

鰻クイズ

「浅草うまいもの会」の新年会が、鰻の「やっこ」さんでありましたので、毎度余興担当の私は、「鰻クイズ」を創りました。
さて、皆さんは、何問できますか?全部三択です。
<鰻クイズ>
・鰻料理店の屋号の問題です。次の3軒の中で、日本橋の鰻屋ではない店は、どれでしょう?
1伊勢定、2いづも屋、3大和田
・蒲焼の焼き方についての問題です。関東では鰻を背開きにして、蒸してから焼きます。関西では腹開きで、蒸さずに焼きますが、さて、背開きで蒸さずに深めに焼く地方はどこでしょう。
1北海道、2九州、3島根県
・鰻の生産に関する問題です。日本の鰻の出荷量の内、天然鰻の出荷量は、ずばり何%でしょう?
11%、25%、314%
・鰻の消費に関する問題です。実は日本は2007年以降、世界最大の鰻消費国ではなくなっています。では世界最大の鰻消費国は、ずばりどこの国でしょう?
1中国、2スペイン、3アメリカ
・鰻業界最大のイベントと言えば「土用の丑の日」ですが、この日に鰻を食えと唱えた人物は誰でしょう?
1十代目金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)、2平賀源内、3井原西鶴
・「土用の丑の日」は、たいてい夏の土用に行われますが、実は夏の鰻は味が落ちるとされ、鰻の旬は夏ではありません。では鰻の旬は、ずばりいつでしょう。
1晩秋、2厳冬期、3梅雨
・鰻が登場する文学の問題です。万葉集で「石麻呂に吾(あれ)もの申す夏やせによしといふ物そむなぎ取り食(め)せ」と歌った歌人は、次の3人の内の誰でしょう?
1柿本人麻呂、2大伴家持、3持統天皇
・鰻特にヨーロッパウナギは魚類の中では長寿ですが、これまでに確認された、もっとも長生きなヨーロッパウナギは何歳だったでしょう?
113歳、227歳、357歳
・ニホンウナギの産卵場所は2009年に東京大学海洋研究所が初めて特定しましたが、さて、その場所はずばりどこでしょう。
1フィリピン海嶺、2パラオ海嶺、3西マリアナ海嶺
<正解は明日の、このブログで。>

浅草六区芸能伝~第14幕

月刊『浅草』に東洋興業会長・松倉久幸さんの「浅草六区芸能伝」が連載されていて、おもしろいです。
松倉さんは、2016年に刊行された拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の中で私が対談させていただいた、浅草の九人の旦那衆の一人ですが、その松倉さんの連載が、このところ『浅草』の巻頭に連載されているのです。
さて今月の「第14幕」は「東洋館」の「色物」についてです。
現在「東洋館」がある場所には、かつて「フランス座」があり、ストリップショーとお笑いで一時代を築きましたが、お笑い芸人たちがテレビに転進することが多くなり、またストリップに対する世間の見方も変わったことから、松倉さんは業容の転換を決断します。
平成12年に色物専用劇場「東洋館」が開業しました。
「色物(いろもの)」というのは、興行界の用語ですが、落語・講談をのぞく演芸のことでして、具体的には漫談、マジック、曲芸などを言います。
この時から松倉さん率いる「東洋興業」は「浅草演芸ホール」が主に落語、「東洋館」が「色物」という体制になりました。
ですので、「第14幕」で紹介される芸人さんは、わりあい最近の方々ということになります。
そのわりあい最近の色物芸人の筆頭格として紹介されているのは、
「ナイツ」さんです。松倉さんの評は、
「大変な勉強家で、数多くの舞台をこなしつつ着実に腕を磨き、正統派でありながら独自の技も満載の時事ネタでブレイクを果たしました。塙は漫才協会の副会長、土屋は常務理事でもあります、必ずや、未来のお笑い界をしょって立つ存在となってくれることでしょう。」
土屋さんは、大のすき焼き好きでもありまして、雑誌で「ちんや」を紹介して下さったことがあります。
ますますのご活躍を祈念します。
『浅草』、購読ご希望の方は㈱東京宣商さんへ。TEL:03-5827-1962

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平成最後の

年があらたまりまして、
「平成最後の〇〇」
という言い方が多いですね。なんでもかんでも「平成最後の」と付けられていますねえ。
そんな中、平成最後の台東三田会の新年会に参加しました。
私は一応副会長なんですが、お歴々が元気ハツラツなので、会場の中ではまだまだ「下っ端感」がありますね。
新年会の会場は、浅草雷門前の天婦羅の「三定」さん。毎年新年会は「三定」さんと決まっていて、これに参加しないと、新年になった気がしません。
ちなみに忘年会は弊店と決まっていて、ありがたいことに、この忘年会に参加しないと師走という気分がしないと会員の皆さんに言っていただいています。
平成が終わっても、そういう気分が続くと良いのですけどね。
マンネリズムに乾杯。

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IWC

昨年末のニュースですが、日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退、という件がありました。
そんな折、日本に行けば鯨が食えると思ったのでしょうか、知人から、
外国人が来ていて、浅草で鯨を食べたいと言っているのだけど、店を知らないか?
という問い合わせがありました。
はい、浅草では、どじょう屋さんが鯨を出しています。
どじょう屋が鯨を出すというのは不思議な感じがしますが、「駒形どぜう」さんによりますと、
「今から180余年前、二代目がどじょうが一番小さい魚なら、一番大きな魚を売ってみたいと考えて、大阪より鯨を買入れ売始めました」そうな。
なるほど、最小と最大だったのですね。
「どぜう飯田屋」さんにも「さらしクジラ」というメニューがあります。
これは鯨を湯引きして脂肪を落として冷水でさらしたもので、白くて軽くやわらかいです。
味付けは酢味噌。酒肴ですね。
シーシェパードに見つからぬよう、お召し上がりください。

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新春浅草歌舞伎2019

新春浅草歌舞伎を拝見しました。
新春浅草歌舞伎は、一時途絶えていた浅草での歌舞伎興行を復活させようと、1980年に「初春花形歌舞伎」として復活したもので、以来、浅草公会堂での公演が続いています。
最近は「若手歌舞伎俳優の登竜門」として定着しており、その時々の若手が出演してきました。
団十郎襲名が決まった海老蔵さんも、今年の大河ドラマに出ている勘九郎さんもかつては出ておられました。
で、今年はと言うと、尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村隼人、中村橋之助、中村鶴松、中村梅丸といった方々です。かなりフレッシュですね。
二部制ですが、私が観たのは午後の方で、
・曽我対面
・番町皿屋敷
・乗合船恵方万歳
私はコンビニの恵方巻が大嫌いなので、「恵方」の文字にムムムと反応してしまいましたが、これは、出演者が七福神などの扮装で勢揃いする、華やかで楽しい常磐津舞踊でした。
松竹さん、ありがとうございました。
皆様もご見物を。26日までです。

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着物警察

毎年成人式の前後になると、「着物警察」を批判する声があがります。昨年は「ハレノヒ」事件がありましたから、なおさらです。
曰く、「着物警察」が「新たなライトユーザーの新規参入をつぶす役割」を担っているとか。
「着物警察」とは勿論、年配の、着物に詳しい女性のことで、若い子が着物で歩いているのを見つけると、アカの他人なのに、
「帯締めの位置がおかしいでしょ」とか、
「今の季節に着る着物じゃないわよ」とか、
「それって、ポリエステル製なのかしら?」とか言ってくるそうな。
おそらく既存の着物業界で着付け教師として働いている方々なのでしょう。文化を護りたいという過剰な使命感から、そういう言動をするのだろうと思います。
まあ、たしかに嫌なヤツであることは事実ですが、そうした「警察」が日本の着物産業を滅ぼすとまで言うと言い過ぎかと思います。
そして、もう一点私には気になることがあるのです、「着物警察」批判に続けて、浅草や祇園の「コスプレ着物」礼賛が続くことです。礼賛のポイントは、
・着物をファストファッション化させた。
・レンタルすわなち共有経済の発想を採り入れた。
・外国人という超ライトな客を取り込んだ。
はい、まあ、そうなんですどねえ、そうした誉め言葉を並べている方は、コスプレ着物店の経営者の多くが外国人だと知ったら、どういう気分になるんでしょうか?ツーリストが母国を出る前に、コスプレの予約をとっている模様です。送迎の白タクのドライバーも、その国の人。
着物らしきものが着られていることは結構かもしれませんが、収益が国外に流れています。
コスプレ礼賛派の方は、伝統産業で外国人が成功をおさめることまで愉快なんでしょうか。素晴らしく寛容なことで、どこかの大統領に聞かせてやりたいものです。
私は、と申しますと、二者の中間ですかねえ。
「着物警察」と「コスプレ着物」の間の、いい感じの商いは無いのかなあ・・・と思ってしまいます。

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ハットグ問題

その問題では浅草より新大久保の方が深刻なようです。
「歩き食い」問題のことです。
報道によりますれば、
「新大久保周辺では最近、「飲食、座り込みはご遠慮ください!」とか「飲食禁止」などという、歩道や路上での飲食行為の禁止を警告する張り紙があちこちに掲示されている。」
・・・そうですが、これはハットグ・ブームのせいだそうです。
ハットグとは韓国式ホットドッグのこと。
ハットグは普通のホットドッグとは違い、中身がソーセージではなくてチーズ。食べる際にチーズがビヨーンんと伸びる様子が「インスタ映え」するということで、大ブレークしているそうなのですが、それを売る店が、食べるスペースやゴミ箱を設置しないので、路上に人があふれ、通りづらくなっているそうな。
また、そもそも味わうことよりインスタ画像の撮影が目的なので、ハットグを食べ切らずに、路上にポイ捨てして行く輩が続出しているのだとか。
浅草でも、メロンパン、抹茶ソフト、メンチカツなどで同じような公害が起きていますが、食べ切らずに、路上にポイ捨てというのは、あまりないですね。浅草の場合、路上で他人と食べ物が接触したり、脂ギトギトの手で商品をさわられた店の人が怒っている、という話しは聞きますが、ポイ捨てとなると大久保の街の方がかなりお気の毒です。
こうした問題は、マナー改善を呼びかけるだけでは、解決しないだろうと私は思っています。
食品衛生行政の問題と捉える方が良いと思います。
そもそも、ハットグを売る店が食べるスペースを設置しないことが問題なのです。
彼らは、事実上の飲食店つまり、その場で食事できる店なのに、食品小売業として営業しているのが、おかしいです。食品小売業であるならば、客が食品を家まで持ち帰れるようパックしないといけませんが、ハットグもメロンパンも抹茶ソフトもメンチカツも、「剥き出し」で売られていて、かぶりつけばすぐ食べられます。そして、すぐ食べられるのに食べる場所がないので、客は路上や、人の家の前で食べ、そこにゴミ箱がないので、ポイ捨てして行くのです。
これは食品衛生行政の問題と捉えるのが良いと私は思いますが、現在の行政は、そもそも、食べるスペースのない飲食店を想定していません。客が路上で食べざるを得ないような、非常識な営業形態を採る店は無いだろう、というのが前提なのです。
しかし悲しいかな、客が路上で食べざるを得ないような店が、どんどん出来ています。築地場外でも問題になっていると聞きました。
客のマナーも勿論問題ですが、大勢の人が既に「歩き食い」していますから、その様子を見て、マネする人が出て来るのを禁止するのは、たぶん難しいでしょう。
この件は都市計画の問題だ、自治体が公立路上食事場?を設置すべきだ、という意見もあるそうですが、一部の業者の後始末に税金を投じる合意ができるとも思えません。
マナーの問題、観光の問題と捉えていては、ずっとこのままだと思いますよ。

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