青瓦台

弾劾可決の日に、もう一本衝撃のニュースが飛び込んで来ました。

今や日本でも知らぬ人のいない、かの崔順実氏が毎週日曜日に青瓦台の大統領府で和風すき焼きを食べていたと言うのです。

韓国・中央日報社が前青瓦台料理長の証言をもとに伝えました。

相手をしていたのは、チョン・ホソン前付属秘書官、アン・ボングン前国政広報秘書官、李在万(イ・ジェマン)元総務秘書官など。彼ら「青瓦台の権力3人組」とともに「すき焼き」をよく食べていたと言います。一方、朴槿恵大統領は食事を一人でとってきたとか。

「A氏は「崔氏と3人組の夕食を準備するために料理長3人が待機していなければならなかった」とし「崔氏は常に和風すき焼きを食べた。また、官邸から出る時は常に私たちにキンパプ(韓国海苔巻き)を作ってほしいと言った」と話した。」

この後は、すき焼きからは逸れて、お約束の「傲慢ネタ」。

「崔被告はしばしば、青瓦台料理長に無理な要求も憚らなかったことが分かった。A氏は「何度かは崔順実に海苔巻きを買って渡したが、味に飽きたから直接作ってほしいと言われ、青瓦台料理長が直接海苔巻きを巻いた」と説明した。」

世界的には最近「日本料理=すし」と思っている人が増えてきましたが、韓国の人だけは今も「日本料理=すき焼き」という感覚を持っていて、韓流スターが来日して取材されると、

「好きな料理はすき焼きです!」

と答えることが多いです。

さて、この一件で今後どうなりましょうか。

困りましたね。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

追伸③

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.477連続更新を達成しました。

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つるつるハミガキ法

私の歯がお世話になっている松島歯科の松島弘季先生が本を出されました。題して、

『つるつるハミガキ法 虫歯菌と歯周病菌をよせつけない!』です。

この御本を、ハミガキのことだけの本と侮ってはいけません。

歯は第一の消化器官。

口の健康は全身の健康。

「歯の健康」イコール「元気に長寿」。

です。

だから、たかがハミガキされどハミガキなのです。

ところが日本人は、長寿のわりに歯の寿命が短いのだそうです。

寿命は長くても「健康寿命」が実は長くないように、歯の寿命も、世界トップのスウエーデンにかなり負けているそうです。

そこで、この御本です。

先生はかねて、患者本人による歯のケアが大事だと言って来られましたが、1冊本を書いてしまうほどの想いがあったとは存じませんでした。

先生の患者は特に異変がなくても、たまには「チェック」の為に通院するようリクエストされます。それが私のような不良患者には大変面倒なのですが、先生はそういう患者の為にインパクトのある方法を導入されました。

患者の歯垢を採取して顕微鏡にかけ、それを診察台の横に設置されたディスプレイに写せるようになったのです。

しかも動画です。動画というのがミソでして、歯垢の中に居る細菌がウヨウヨと動いているのが視られるのです。私の場合「ひどい」というほどではなかったですが、完璧に綺麗ほどでもなく、歯間ブラシなどでもっと徹底的に磨くよう指導されました。

そして、この御本でダメ押しです。

思えば、私は食に関わる人間ですから、歯も大事にしないといけなかったですね。

皆さん、たかがハミガキされどハミガキ、ですよ。

 

『つるつるハミガキ法 虫歯菌と歯周病菌をよせつけない!』

単行本(ソフトカバー): 192ページ

出版社: 現代書林 (2016/7/15)

ISBN-10: 4774515817

ISBN-13: 978-4774515816

追伸①

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放送は、12/13(火) 10:20~10:50

12/14(水) 15:10~15:40

12/18(日) 08:00~08:30     です。

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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

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二元論

NHK「クロ現」が肉を採り上げました。

1129日放送の「究極の牛肉!? 悦楽の世界へようこそ」です。

まず、最近の「お約束」の「赤身ブーム」を採り上げます。

「赤身の牛肉。昔は「パサパサで固い」と不評だったが、今や「歯ごたえがあってヘルシー」。スーパーや飲食店は仕入れに奔走、産地では増産の動きが相次いでいる。」

一方の霜降は厳しく批判されます。

「黒毛和牛を育てる農家では、20年以上にわたって、“サシ(霜降り)”をいかに多く入れるかを最優先に改良を進めてきました。」

「和牛の霜降りの割合は年々上昇し、輸入自由化前に平均20%だったのが、今では50%。なんと倍以上にまで増えたのです。果てしない霜降りの追求。」「その結果、霜降りの量はほぼ限界まできているといわれます。」

ということで相い変わらずの霜降VS赤身二元論ですねえ、軽く失望しました。

たしかに、霜降りの割合が行き過ぎのレベルまで行ってしまったことは事実です。一つの目標を追い始めると容易に止められないのは日本人のサガなのでしょうか。

しかし、全くの赤身が良いとは私には思えません。50%は行き過ぎですが、25-30%を人は美味しく感じるという調査結果もあります。すき焼きで食べる場合は、もう少し率が騰がると推測されます。

幸いなことに、番組にはゲストとして寺門ジモンさんが出演していて、

霜降の牛の、モモとかカタなど、霜降の付きにくい部位が美味しいよね!

と言っておいででした。そうそう、適度なサシが美味しいんです。

インサイダー情報ではジモンさんは、局側の赤身一辺倒の筋に抗して、そう発言されたとか。

霜降の行き過ぎも問題ですが、赤身の行き過ぎも私は、どうかと思っています。ジモンさんと好みが一致して良かったです。

それから、その次に登場した「霜降りと赤身の「いいとこ取り」をした品種改良」というのにも、私は違和感を感じました。この育種は、

・交雑種のメスに、黒毛の子を代理出産をさせる

・子を産んだ後の交雑メスも、丁寧に飼って、食用肉として出荷する

という取り組みの話しなのですが、これが何故「いいとこ取り」という言葉に当たるのか、私は皆目分かりません。

産後の交雑メスを丁寧に飼って→売れるようにするという話しを、「赤身ブーム」に合わせて「赤身」と言っているだけだと思えます。

そもそも、この取り組みは農業法人ノベルズさんが「持続可能な農業」=つまり、ちゃんと売上の作れる農業を目指して行っているもので、霜降VS赤身とは直接関係ない話しですが、交雑種には黒毛ほどサシが入らないことを良いことに、局は仕立てた筋に嵌め込んで、「赤身!」と言葉だけを走らせているのです。

霜降VS赤身二元論は、もういい加減にしませんか?

追伸①

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追伸②

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鑑定

テレビ朝日の方に申し上げますが、私は「継ぐ女神」に違和感を感じてしまっています。

「継ぐ女神」は朝の番組「モーニングショー」の中の日替わりコーナーで、「伝統を守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する輝く女性に密着」という企画。それ自体は良いと思いますよ、もちろん。

「宇賀なつみアナが体当たりレポートで紹介」も結構と思いますが、違和感があるのは、「お宝」を鑑定する場面です。

伝統を守るお店さんにはたいてい先祖伝来の「お宝」があって、それをまず拝見して、そこまではまだOKと思いますが、そこに骨董商が出て来て「鑑定」してしまうのは、どうなんでしょうか?

「鑑定」というのは、売ることを前提として値をつけることですよね。

しかし「女神」の皆さんが、間違っても「お宝」を売却するわけはありません。売るとしたら尋常ならざる事態の時だけです。

どうも、「お宝」に対する敬意が乏しいなあ、必死でその「お宝」を守って来た歴代の努力にも敬意が乏しいなあ、と感じてしまうのは私だけでしょうか。

いっときキャッチ―にする為だけに、人の家の宝を弄ばないでいただきたいです。

追伸①

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追伸②

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価格:本体1600円+税

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スキヤキフォース

このプロジェクトが始まった時から、私は、いずれそういうことをやりそうだなあと思っていました。

「すき焼き応援県」宣言を打ち出した群馬県庁による「ぐんま・すき焼きアクション」を応援するプロジェクトの一環で制作されたテレビアニメ『戦隊ヒーロー スキヤキフォース ―ぐんまの平和を願うシーズン―』が201719日から群馬テレビで放送されるそうです。

報道によりますと

「あらすじは、割下博士が作り上げた正義のヒーロー・スキヤキフォースが、世界を滅ぼそうとするキライダーと戦いながら、群馬の名地を巡り、名物を紹介し、行事を楽しむというもの。なおキライダーは「ハードルが低そう」という理由で群馬にやって来るという設定だ。」

「声優陣には、和牛としいたけ役の阿部翔平、豆腐と割下博士、キライダー役の宮崎吐夢(大人計画)、ネギ役の金山寿甲(東葛スポーツ)、春菊役の佐々木幸子、シラタキ役の根本宗子(月刊「根本宗子」)、白菜役のさとうゆうすけ、シュークリーム役のがっぱいが名を連ねている。監督は斉藤亜規子、構成とシナリオは群馬出身の放送作家で脚本家・堀雅人が担当している。」

とにかく目立つことが優先で、内容は後から、というのが当世の流儀です。

いつの日か、内容(=美味しさ)に向かって行って下さいよ、群馬県庁さん。

追伸①

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要望書

ようやく「ブラック客」が批判されるようになり、私は結構なことだと思っています。

「ブラック客」とは、過度の安さや便利さを要求して止まない、日本の消費者のことを言います。

東大出の美人社員さんが過労自殺した広告大手D2社では、金曜の夕方に「ブラック客」から電話があり、

企画内容を変えたいので、月曜の朝までに企画書を作り直して!

と言われることが頻繁だったそうです。そしてD2社の社員さんは、それに応えるのが普通だったとか。

火曜の朝まで待てば良いのにね。「ブラック企業」を創っていたのは実は「ブラック客」だったという経緯が手にとるように分かる話しです。

そして今時の公立図書館の客も、またブラックだと私は思っています。

無料でベストセラー本・話題の本を読みたいという「ブラック客」の要求に応えるために、各地の図書館が新刊本、特に芥川賞や直木賞を獲った本を大量購入していると聞きます。

ベストセラー本を読みたいという客が多ければ、待ち日数は当然長くなりますが、長くても待てば良たせて置けば良いのです。一銭も払っていないんだから、早くしろとか言えない立場だと思うんですよね。

ところがです、選挙で票が一票でも欲しい市長さんが、「行政サービス向上」と称して、ベストセラー本を大量購入させているようです。ベストセラー本をじゃんじゃん貸し出せば、自然と貸し出し点数が増えて、見かけ上図書館のサービスが向上したように見えますが、購入した本の話題性がなくなったら、どうするんでしょう?廃棄?

実は拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を6冊買って下さった、喜徳な図書館があるのですが、時期が来れば廃棄でしょうねえ。廃棄するなら、私に譲って欲しいです。

さて、このような事態を受けて、全国の出版社などが加盟する日本書籍出版協会は、このような大量購入を止めて欲しいと訴え出たそうです。報道によれば、

「公共図書館での文芸書の取り扱いについて配慮を求める要望書を、全国約2600館の公共図書館の館長あてに送付した。図書館に要望書を送るのは異例という。」

とほほです。

ただでさえ、ネットの普及でどんどん本が売れなくなっていると言うのに、これでは本当に出版産業が滅びます。

「ブラック客は日本を滅ぼす」という認識で、早く皆が一致しないといけないと、私は思っています。

追伸①

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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農人形

JA東びわこさんは「近江米のおいしさを知ってもらう目的で」おにぎり早食い競争を開催したそうです。

しかし事故が起こり、その件の取材に対して、

「お茶を用意するなど安全に気をつけたが、事故が起こり残念。今後このようなことがないようにしたい」と答えたそうです。

が、ここで「事故」とは死亡事故です。京都新聞によれば、

「彦根総合地方卸売市場で開いた農産物PRイベント「ふれあいフェスティバル」で「おにぎりの早食い競争」に参加した滋賀県甲良町の男性(28)がおにぎりを喉に詰まらせて救急搬送され、3日後に死亡」

「おにぎり5個を用意し、3分以内に食べられる量を競うルールで、男性は5個目を口に入れ終わった後に倒れ、たまたま居合わせた医師や看護師が救護して救急搬送され、16日に亡くなったという。」

コメントが「今後このようなことがないように」ではなく「今後二度と早食い競争はやらない」なら理解できるのですが、今後も早食いをやるのでしょうかね、JAさん。食べ物を粗末にする発想に暗澹とした気持ちになります。

たまたまですが、先日私は早食いと対極のものを鑑賞する機会を得ました。

幕末の水戸藩主・徳川斉昭公が所持していた「農人形」です。

「徳川ミュージアム」に収蔵されているものですが、高さ5センチほどの小さな農夫の像で、笠を広げています。

光圀公(テレビで有名な黄門様)の教えにより、水戸徳川家では代々「農」を尊んできましたが、斉昭公も朝夕の食事には膳の隅にこの人形を置き、笠の上に初めの一粒を供えて、農作業の労苦をしのんだと申します。

その際によんだ歌が、これ↓

「朝な夕な飯くふごとに忘れじなめぐまぬ民にめぐまるる身は」

この歌をJA東びわこさんに捧げます。

追伸①

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追伸②

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OBG会

先日大学のゼミのOBG会に参加しました。

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を出した時に、恩師・

白井厚先生に贈りましたら、恐縮なことにご笑覧下さり、OBG会に出て来て本の話しをしなさいということになったのです。

さて、今日はその時ふと思い出した件です。学生時代に

アメリカの学生は自分の学費を自分で払っている。

高校卒業後いったん就職して、大学の学費を稼ぎ、それから大学に入る。

と聞かされたことです。

どの先生から聞かされたかは、記憶が不鮮明ですが、

へえ、すごい自立心だねえ。日本のバブル学生は足元にも及ばないねえ、と思ったものですが、そんなことを思い出したのは、今回の大統領選でアメリカに存在する「格差」が明らかになったからです。

アメリカの大学の学費は、親が負担できないことが多かったのですね。それで子が自分で稼ぐのですが、美味く行かずに進学を断念すれば格差がさらに拡がってしまいます。

サンダースさんが大統領に成っていれば良かったのでは?

格差是正のためには学費無料化以上の政策は無いのではないか?

よそごとながら、私はそう思います。

追伸①

CSフジテレビONEの

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芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/26(土) 15:50~16:20です。

 

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醤油ぬき

ある土曜日外国の方から、醤油ぬきのすき焼きは出来ますか?

・・・というお問合せをいただきました。

「迷惑な質問で申し訳ないですが・・・」と、

とらんぷ氏に聞かせたい位、丁寧な英語だったけど、

ごめんなさい。

醤油ぬきでは日本の旅はお辛いと思いますが、良い旅になることを祈念します。

 

追伸①

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放送は11/26(土) 15:50~16:20です。

 

追伸②

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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総菜半製品

へえ、「総菜半製品」って言うんですか。

それで、その、「総菜半製品」には衛生面の基準が無いんですか。

私はそっち方面に疎いもんですから、存じませんでしたが、チト問題ですね。

さて「総菜半製品」とは、例えば、揚げていない冷凍メンチを指すそうです。

先日静岡県の「タケフーズ」が製造した冷凍メンチからO157が出たと報道された時、私はてっきり、揚げてから冷凍したメンチカツだと思いましたが、違ったそうです。

この他にも、焼く前のギョーザや衣だけが付いたトンカツなど、消費者が調理することで総菜に成る製品のことを、「総菜半製品」と言うそうです。

「総菜半製品」は、たいていは冷凍されています。しかし、これを厳密には「冷凍食品」とは言わないそうです。

揚げてから冷凍したメンチカツなら「冷凍食品」と言うことが出来ます。そして、それは充分加熱殺菌されてから冷凍されていますが、揚げていない冷凍メンチは「冷凍食品」と言えず、実際問題として、これは「生もの」に近い存在です。そういうものがたくさん流通しているとは、私も存じませんでした。

ここで怖いのは、冷凍してあるのに、生ものに近い存在だということです。

消費者が、冷凍してあったのだから衛生面はテキトーでも大丈夫だろうと思うと、さにあらず。メンチのひき肉にO157が付いていた場合、それをぬるーく揚げれば、食中毒になってしまうのです。

そして問題なのは、その「総菜半製品」について、衛生面での基準が全く定められていない点です。

今回の冷凍メンチには「何℃で何分揚げて下さい」と指示が書かれてはいたそうですが、それがとてもとても小さい文字だったそうです。その通りにしなければ、O157にあたるかもしれない製品なのに、文字が小さかったそうで、そこが問題視されています。

皆様、お気をつけ下さいまし。

追伸①

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放送は、11/20(日) 10:00~10:30、

11/26(土) 15:50~16:20です。

 

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