記録的売上

業界の噂話によりますれば、

江ノ島近辺の焼肉屋さんがGW連休中に記録的売上を達成💛

江ノ島から西が藤沢市で、その手前は県が酒類提供を止めている鎌倉市。酒を飲むために江ノ島に行った人がいたと思われます。

しかし東京人のお客さんからウイルスをもらったかも・・・と心配で仕方ない。潜伏期間が明けるまで毎日ビクビク過ごしているとか。

WHOによれば潜伏期間は「平均して5〜6日。最小1日〜最大14日の範囲」なので、5月19日までは気が抜けないですな。

ご愁傷様です。

追伸、浅草は静かでしたよ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.093本目の投稿でした。

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よせき

さて緊急事態が延長ですが、この事態がスタートした時、寄席の休業問題が大きな注目を集めました。

東京寄席組合(鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場)は当初、政府・都庁の要請を蹴って、公演決行を表明しましたが、それを受けて閣僚が会見で休業を重ねて要請する事態になりました。あまりに話題になったので、関係者の中には、

「寄席がニュースになるなんてまれ。これだけテレビで取り上げられて御の字ですよ」(中堅真打)

と言った人もいたとか。

そして、今回「寄席」「定席」という言葉を読めない人が多くいることが分かりました。

「定席」(じょうせき)を「ていせき」と読んでしまう人は、いるかもなあ、と思っていました。

日本の興行界の経緯や商慣行を多少知っていないと「定席」の意味が正確に分からないからです。(それを書くと大変長くなるので、ご興味のある方は専門のサイトを見て下さい)

案の定、あるニュース番組が「ていせき」と発音したそうです。テレビは興行界に近く、落語家が多数出演しているのに、お恥ずかしいですね。

しかし、東京大学を卒業した重要閣僚が「寄席」を「よせき」と読んだのには、驚かされました。

はからずも「寄席がニュースになるなんてまれ」を実証してしまいましたね。

この騒動の結果として、「浅草演芸ホール」さん、「鈴本演芸場」さんは、YouTubeにチャンネルを開設しましたから、自分は大臣と同レベルだなと思う方は、この際覗いてみて下さいませ。

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路上飲食

「食べ歩き」

という言葉の意味が変わってしまっていて、戸惑っています。

GWに観光地に繰り出した人達に、テレビがインタビューしていましたが、

食べ歩きをしに浅草に来ました♡

と言っている人が多くいました。

が、

それは、路上飲食の意味ですから、「食べ歩き」ではなく、「歩き食い」ですよね。

獅子文六には『私の食べ歩き』という本がありますが、路上で飲食する話しではないですよね。

池波正太郎には『散歩のとき何か食べたくなって』という本がありますが、池波は散歩のとき何か食べたくなっても路上で飲食はしませんよね。店に入ります。

いまはコロナの最中ですが屋外なら飲食しても良いだろうと歩き食いをする人達を多くみかけます。

鎌倉市は歩き食い禁止条例を作って必死に止めさせようとしていますが、抵抗虚しい感じです。私も歩き食い批判は、そろそろ諦めようかという気分になりつつあります。

せめて文豪たちが書いてきた「食べ歩き」と、コロナ禍の「歩き食い」は区別しようよ!というのが、今の願いです。

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不祥事

外交官と言えばエリート中のエリートですから、ひとたび不祥事を起こせば、週刊誌ネタになるのは避けられません。

最近駐タイ大使がコロナに感染してしまいましたが、その人が行っていたバンコクの店が大変「破廉恥」な店で、そこのホステスが、なんと51人もコロナに感染していたと報道されました。とほほ。

そのナイトクラブは、「文春オンライン」によれば、「アップテンポなリズムに合わせて、胸や尻を露わにしたホステスたちが一斉に立ち上がり踊る」ような店だったそうですが、それをここで批判してもあんまり意味はなく、むしろ、私が気になるのは、この大使閣下の人物像です。

いったん不祥事を起こすと、人物像も書かれてしまいますが、外務省担当記者によれば「赤ワインとゴルフが大好き。気さくな性格」だったとか。

そう、不祥事を起こす外交官は、たいていワインがお好きです。

ワインは、西洋の外交官と親しく会話するための、実益を兼ねたご趣味だと思いますが、日本酒好きの人が少ないのが悲しいですね。

外交官が外国の店に行く場合、どんどん、日本酒を持参して→持ち込んで欲しいと私は思います。

当然持ち込み料を請求されるでしょうが、それは公費で負担しましょう。納税者もそれは納得すると思います。

できれば余分に日本酒を用意して、お店に人に「是非後で飲んで下さい」とプレゼントしましょう。それも日本のPRですから公費で良いのではと思います。

もっとも、今回は相手先が多数でしたけどね。なにしろホステスは51人もいたそうですから。

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第二日曜日

5月9日は、5月の第二日曜日なので「母の日」です。

「母の日」はアメリカ発祥ですから、すき焼きと結びつくイメージはありませんが、実際は、例年お母さまを中心に「ちんや」で食事していただける日でした。

「母の日」=カーネーションが基本ではあるものの、花には実用性がなく、また生ものでいたみ易いので、「もったいない」と思う方が少なくなかったのだろうと思います。

「母の日公式」だというサイトがとったアンケートによると、「母の日」に

・一緒の時間を過ごす方は、7.6%

・お花をプレゼントする方は、27.8%

で断然花をプレゼント派が多いですが、それにしてはウチは使っていただいていた気がします。

が、コロナ禍で二年連続残念なことになっています。特にお母さまが高齢の場合は会うのは難しい状況ですね。

通販でお母さまに肉を贈り、ZOOMでつないで同時に食べるなど工夫していただければ嬉しいです。

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顔文字

このブログの自慢の一つに

顔文字を使わない

という点があります。

使わないと今時でないと思われるかな・・・と思いつつ、あえて使ってこなかったのですが、事態は一周して、顔文字・絵文字を使っていると若者世代から「おじさん絵文字」と、今は馬鹿にされるのだそうです。

若者世代では顔文字は最低線しか使わないそうです。文字の後に同じ意味の絵文字を入れるのは特にくどいと感じるそうな。

顔文字ではないですが、「!」「?」を色を赤くするのも「おじさん絵文字の代表」で嫌われるとか。

また「(笑)」は古く、笑一文字の方が若いとか。

そ、それは使ってるなあ(笑)

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遠山の金さん

加藤官房長官が先日の記者会見で、東京都で寄席が観客を入れて興行していることについて「さまざまな支援策も活用しながら、イベントの無観客化に理解と協力をお願いしていきたい」と述べたそうです。これとは別に西村大臣も寄席の休業を求めたとか。

寄席の弾圧なんて、天保の改革以来でしょうね(笑)

この時江戸に200軒以上あった寄席が、老中・水野忠邦によって全廃されそうになります。それはやり過ぎと15軒だけは残そうと反対したのが、「遠山の金さん」こと遠山景元でした。

寄席はなんとか生き残り、水野が失脚すると復活します。

「よせよせといふ内もとの様(よう)になり」

は、寄席がたちまち息を吹き返した様子を詠んだ川柳です。洒落てますね。

水野は浮世絵も弾圧しました。特に役者絵、芸者絵、春画が不届きということで禁止されました。

これに対して反骨精神を発揮したのが、歌川国芳でした。役者絵の役者の顔にヒゲを書き込み、役者絵ではなく猫の絵だと言い張ったのでした(「猫の百面相」)。こうした作戦は、やがて一種の戯画作品として展開して行きます。洒落てますね。

今回のコロナの酒弾圧に対して、「酒の持ち込み歓迎」を打ち出した飲食店のやり方は、天保の庶民の様な反骨精神と言えるかもしれません。

が、しかし、

加藤官房長官は、これについても、

「自粛要請の対象ではないとしつつも「休業要請の趣旨に添わない」と指摘。その上で「こうした行為を推奨、黙認することのないよう、実態も踏まえながら飲食店に持ち込みをお断りすることを要請するなど各都道府県において適切な対応が図られていく」と述べたそうです。無粋だなあ。

令和の世に、金さんはいないのか、な。

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三度目の

コロナ対策グッズを売っている会社さんは、今は「押せ押せ」なんでしょうね。

その勢いで電話をかけてこられるが、それに応対するこちらの気分も想像していただきたいですな。

日本は三度目の「緊急事態」。

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禁酒法時代

さて突如として令和の禁酒法時代に入りました。冗談キツイよと思った人も多いのではないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

「ちんや」は「酒類を提供しない飲食店」として緊急事態中も営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。

東京の飲食店が要請に従っても、

外呑み

家呑み

越境呑み

という抜け道があるため、完璧な感染抑止はたぶん出来ず、特に「家呑み」は飲食店に比べて感染対策をしていませんから、より危険な気がしますが、私一人がここで吠えても実効性はないので、つれづれに禁酒法時代について調べてみました。

禁酒法時代(1920年~1933年)にアメリカの酒造メーカーは全滅したのかと思いきや、生き残った会社はあったのです。

有名な「バドワイザー」もそうです。アンハイザー・ブッシュが1876年に創業した会社ですから、禁酒法以前から続いているのですね。コロナは2年で、禁酒されたのは13年なのに、すごい。

「バドワイザー」は特に禁酒法の標的とされた会社でした。 ブッシュがドイツ系アメリカ人だったからです。ドイツは第一次世界大戦(1914年~1918年)でアメリカの敵国だったので、禁酒法にはアメリカ国内のドイツ系勢力を弱める目的もあったようです。ドイツはビールの名産国ですから、ブッシュ以外にもアメリカの酒造家にはドイツ系の人が多かったのです。

その禁酒法は、ご存じの通り惨憺たる結果を招きました。 さて令和の禁酒法は、どうなりましょうか。

なお「ちんや」は、酒類を提供しない形で緊急事態中も営業いたします。夜は20時で閉店させていただきます。ノンアルコールビールはございます。どうぞ、ご利用下さいませ。

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アクリル板

仲睦まじい感じの、年配のご夫婦が見えました。

お二人の間にアクリル板が立っているのが、本当に申し訳ない。英国王室のご葬儀を拝見したばかりなので、ことさらそう思います。

はずしたいと仰れば、

東京都には内緒ですが・・・

と応えるつもりなのだが、そう仰らないところが、

昔の日本人って真面目だなあ。

アクリルを外したがるのは、年齢は30歳位で夫婦じゃない場合ですね(もちろん戸籍を確認したわけではないけど、雰囲気でだいたい分かりますね)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.072本目の投稿でした。

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