禁酒法時代

さて突如として令和の禁酒法時代に入りました。冗談キツイよと思った人も多いのではないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

「ちんや」は「酒類を提供しない飲食店」として緊急事態中も営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。

東京の飲食店が要請に従っても、

外呑み

家呑み

越境呑み

という抜け道があるため、完璧な感染抑止はたぶん出来ず、特に「家呑み」は飲食店に比べて感染対策をしていませんから、より危険な気がしますが、私一人がここで吠えても実効性はないので、つれづれに禁酒法時代について調べてみました。

禁酒法時代(1920年~1933年)にアメリカの酒造メーカーは全滅したのかと思いきや、生き残った会社はあったのです。

有名な「バドワイザー」もそうです。アンハイザー・ブッシュが1876年に創業した会社ですから、禁酒法以前から続いているのですね。コロナは2年で、禁酒されたのは13年なのに、すごい。

「バドワイザー」は特に禁酒法の標的とされた会社でした。 ブッシュがドイツ系アメリカ人だったからです。ドイツは第一次世界大戦(1914年~1918年)でアメリカの敵国だったので、禁酒法にはアメリカ国内のドイツ系勢力を弱める目的もあったようです。ドイツはビールの名産国ですから、ブッシュ以外にもアメリカの酒造家にはドイツ系の人が多かったのです。

その禁酒法は、ご存じの通り惨憺たる結果を招きました。 さて令和の禁酒法は、どうなりましょうか。

なお「ちんや」は、酒類を提供しない形で緊急事態中も営業いたします。夜は20時で閉店させていただきます。ノンアルコールビールはございます。どうぞ、ご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.075本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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