お披露目会

浅草観音裏の老舗料亭「草津亭」さんは、移転・新装の為しばらくお休みされておりましたが、このたびめでたく新装オープンなさいました。

お披露目会にお招きいただきましたので、お訪ねしてまいりました。

移転前の草津さんには大広間があり、80人とか100人とかでも宴会が出来ました。和の宴会場としては都内最大級だったのですが、生活の洋風化や高齢化で畳に座れない方が増え、せっかくの設備があまり稼働しない状況になっていたと聞きます。

弊店も和の宴会場を持っていて、宴会はゼッタイ和が楽しいと思うのですが、一人でも「座れない」と言われてしまうとどうにもならず、情けない思いをすることがしばしばです。

そうこうする内、草津さんは建物の老朽化が進み、小幅に改装するよりは思い切って、移転・新装しよう!となった模様です。

店の規模は小ぶりになりましたが、お料理が結構なことは従来通り、芸者衆も従来通り来てくれて賑やかな夜になりました。

ご繁盛を祈念します。

 

追伸、

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。

『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。

 

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.063日連続更新を達成しました。

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屋台のおでん

浅草のおでん屋「大多福」のご主人・船大工安行さんが書いた本『おでん屋さんが書いたおでんの本』を読んでいます。

この御本は「〇〇屋さんの書いた〇〇の本」シリーズの中で「名著」の呼び声が高い本です。昔の浅草の様子と屋台料理の関係のことが良く分かって面白い御本です。

寿司、蕎麦、天麩羅、おでんと言った屋台発祥の料理は、最も浅草らしい料理と申せましょう。

初期投資が少なくて済む屋台あるいは床店(とこみせ)と言った形態の店は、東京オリンピックの前に「不衛生」ということで追放されましたが、それまでは「ちんや」の在る浅草広小路にもたくさんの屋台が出ていたと言います。

昭和初期の恐慌の頃それまで高級料理を食べていた人達が食べられなくなって、そういう人達が気軽に憂さを晴らすのにおでん屋がちょうど良いという話しになり、それまで数軒しかなかった浅草のおでん屋さんが一気に二十数軒に増えたと書かれています。

「大多福」さんも大正4年に開業した時は床店でした。

床店とは商品を売るだけで人が住まない店のことです。当時たいてい商店には主の家族や奉公人が住んでいましたが、船大工さんのご先祖は土地の持ち主から、そのごく一部だけを借りて小さい店にしたそうです。

戦争も、戦後の浅草が寂しかった時代も乗り越えて、今は立派な店を構えておいでですが、ご主人は、これからのおでん屋は「屋台のおでんに戻って行く」と書いておられます。大量調理の時代になったからこそ、「屋台のおでん」だとおっしゃいます。

今日でもおでん屋とは「憂さを晴らす」為のもの=料理業としての経営理念がそのようにハッキリしているのはとても素晴らしいことと思います。

そう言えば弊店も「思い出をつくる、すき焼き店」。

そこを忘れないようにしたいものです。

追伸、

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。

『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。

 

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dancyu×髙島屋②

「dancyu×髙島屋 グルメの祭典」という催事に出店させていただいております。会場は玉川髙島屋さんです。

dancyuさんの仕切りですから、個性のある御店さんばかりが出ていましたが、その中に旧知の人のお店があるのは嬉しいことでした。

昨日2軒ご紹介しましたが、今日は山形県上山市の「丹野こんにゃく」さんをご紹介します。

こんにゃく料理が食べられる「楢下宿こんにゃく番所」は観光スポットとして有名なので、行ったことのある人もおいでかもしれません。私も「浅草うまいもの会」の旅行で行ったことがあります。

さて、その「こんにゃく番所」を経営する丹野さんが催事に出る時は、いつもこんにゃくとメンマを甘辛く煮て試食させています。ぷーんと良い匂いが会場に漂います。

それにしても、なんでまたこんにゃくとメンマなんでしょう?

お店のサイトを見ても「こんにゃくとメンマの食感の違いを楽しみながら召し上がっていただけます」としか書かれていないし、お店の人に聞いても、さあ・・・前からやってますねえ・・・と分からない模様。

で、勝手に考えてみたのですが、そもそもメンマは台湾の伝統食材で、タケノコを乳酸発酵させたものです。日本ではラーメンのトッピングですが、台湾ではラーメンには入れないとか。

丹野さんは、いったん乾燥塩漬けしたものを、水で戻して使っているそうです。

推察しまするに、要は、旨味の補強なのかなあと思います。

こんにゃくの成分は96-97パーセントが水分であり、あとは「コンニャクマンナン」と言われる糖類です。このマンナンは食物繊維とも言い、やたらと消化しにくいものなので、ダイエットに使われるわけですが、なにしろ、このように旨味の乏しい食品なので、醤油・砂糖で煮ると甘っ辛く成り過ぎてしまい、何か発酵食品で旨味を加えたくなったのだろうと思われます。

それにしても数ある発酵食品の中でメンマが何故良いのか・・・

味噌でも納豆でも酒粕でもないところが不可思議です。

繊維質にまた繊維質を加えるのが好き、すなわち丹野さんは繊維質フェチだったのか。

謎は深まるばかりです。

 

追伸

この催事について詳しくは、以下の通りです。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

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dancyu×髙島屋①

雑誌のdancyuさんにお声かけいただきまして、

「dancyu×髙島屋 グルメの祭典」という催事に出店させていただいております。会場は玉川髙島屋さんです。

dancyuさんの仕切りですから、個性のある御店さんばかりが出ていましたが、その中に旧知の人のお店があるのは嬉しいことでした。

まず豚肉加工品の「鹿児島ますや」さん。

「ますや」の米増さんは自然で安全であることを追求しておられて、曰く、

「黒豚100%、増量剤使っていません。」

「化学調味料、使っていません。」

「精製塩、使っていません。」

「発色剤、使っていません。」

「結着剤、使っていません。」

「防腐剤、使っていません。」

そして、

「人に優しい味です。」

今回は、その生ソーセージをいただきました。

生ですから、自分で茹でなければならず、そこは手間なのですが、食べると、そうそう、ソーセージって、そう言えばこういう味の物だったよね!と思いだします。

もう一軒は京の地豆腐「久住屋」さん。

「もてなし豆腐」という商品名でザルが付いています。

浅草へ持ち帰り、即いただきますと、豆の旨みがしっかり在るのが嬉しいですね。

食い終わってから、しまった!と思ったのですが、夜の酒肴にすれば良かったです。

旨みの在る豆腐は酒肴に成るが、旨みの無い豆腐は酒肴に成らない。それが私の豆腐の分類です。(笑い)

大変勉強になる催事です。

 

追伸

この催事について詳しくは、以下の通りです。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

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写真帳

浅草観音裏の老舗料亭「一直」(いちなお)のご主人江原さんに、昔の写真帳を見せていただきました。

江原さんは昭和9年のお生まれ。東京都料理業組合の副組合長もなさった料理業界の重鎮です。今は公職は退いておいでですが、元気にお店のカウンターに立っておいでです。

さて、写真帳には戦前の写真がたくさん収められていました。関東大震災後に再建された「一直」さんの建物は実に立派です。

この頃ホテルは未だ少なく結婚披露宴はたいてい料亭でやっていたとかで、それに応えて座敷は広大です。お庭も結構。芸者衆の、妙に盛り上げた髪型は「203高地」と言われていたそうです。あんまり笑えませんな。

戦時色が濃くなると軍人さんが登場します。小磯大将と言ったら総理大臣に成った人ですよね。この頃が日本の花柳界が一番盛大だった時代だと思います。

やがて戦争が長期化すると花柳界は「不要不急の仕事」と呼ばれるようになり、芸者衆は勤労動員に従事させられます。昭和20年3月10日を迎える以前から営業できない在り様だったようです。

そのような状況で早めに疎開したため人命は助かりましたが、店はもちろん丸焼け。

「浅草の花柳界を復興させるために、出てきてください」と、先に戻って営業を再開した料亭さんに呼び出される形で浅草に戻ったのは、昭和26年だったそうです。

この時江原さんのお爺さんは「これからは自分の納得できる仕事をしたい。それには30~40人くらいの客で充分だ」と、店の規模を縮小しました。

その店舗の写真もアルバムに在りましたが、戦前と比べてかなり小ぶりです。

それが結果的には幸いしました。

戦後花柳界が時流に合わないと言われ逆風に苦しむ中でも「一直」さんは堅実な道を歩んで来られました。

特に平成に入ってから、日本人の接待の習慣が批判に曝されるようになり、さらに政治資金の規制強化でかつての上客だった政治家が花柳界から消えてしまい、打撃を受けた店は少なくありませんが、「一直」さんが生き残って今も盛況なのは実に結構なことです。

写真帳、大変勉強になりました。

追伸

デパートの催事に出店して精肉の販売をさせていただきます。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

 

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箱根へ

「料飲三田会」の旅行で箱根湯本の「吉池旅館」に行って来ました。

「吉池」さんは、まず源泉の在る温泉が自慢。

元は岩崎家別邸だったという一万坪に余る回遊式庭園は、秋の風情たっぷり。相模湾の魚介を使ったお料理も結構なものでした。

そもそも箱根に参りましたのは、もちろん、大涌谷の噴火問題で大変な状況の温泉街へ「出かけることが支援」ということです。会長の発案でそうなった次第です。

旅行の日取りが決定してから、一時噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に上がって少し心配になりましたが、7月1日を最後に噴火が止まり、地殻変動観測でも山体膨張が停止。

9月11日には警戒レベルは3から2に引き下げられて、ひと安心しました。

支援の志の面々が集まって、勇躍同窓ボート部出身のSZKさんが経営する「吉池」さんに向かった次第です。

いや、結構な秋の日でした。

追伸

デパートの催事に出店して精肉の販売をさせていただきます。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.055日連続更新を達成しました。

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5年目の宴

「茨城地酒まつりin花やしき2015」が今年も開かれ、私は浅草料理飲食業組合・組合長の代理で乾杯の発声を致しました。

会場には700人ほどの人が集まっていましたが、皆さんにより楽しく乾杯をしていただくのが私の役割と思い頑張って務めました。

この催事は、茨城県酒造組合が主催していますが、夜の遊園地で日本酒を飲みまくる、という、なかなかエキサイテイングなイベントです。おカタい組合の行事とは思えません。

今年で5回目。

地震の年の春に第一回が予定されていたのが、いったん延期となり、その年の秋に第一回が開催されました。以来応援させていただいております。

皆さーっん!

元気ですかーっ?!

飲んでますかーっ?!

・・・

飲んでないの?

(やっと)いえー!

今夜は飲まない人は退場ですよ!

中途半端に飲んでる人も退場ですよ!

今日はこんなに良いお天気だし、

明日からは3連休だし、

それに皆さん、先日の鬼怒川の大水害で被災なさった、常総市の蔵元さんも元気に出店しておられます。そういう蔵が茨城へお酒を積んで帰るようでは、お集まりの皆さんがダメー!ということに成ってしまうと思いますよ。

是非是非、飲み尽くしていただくことを固くお約束いただいた上で、杯を上げたいと思います。

御唱和願います。

乾杯!!

 

追伸

慶應義塾の機関誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。

『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.054日連続更新を達成しました。

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神様の送迎

全国料理業「芽生会」の大会が東京で開催されましたので、出席しました。

私は、この会では特に役員とかではなく、当日は記録係としてデジカメでスナップショットを撮ればOKという手筈だったのですが、大変な御役目を追加で仰せつかりました。

神様の送迎をして欲しいと言うのです。

この大会は、渋谷セルリアンタワーホテル地下の能楽堂で開催されたのですが、その能舞台に近くの金王八幡宮から神職の方にお越しいただいて「神降ろし」の儀式を行う計画でした。その神様を神社までお迎えに行き、終わったらお返しするのが私の役どころとなりました。うーむ。

で、聞きますと、神棚を構成するグッヅも運ばないといけないのですが、その際に車に他の荷物が載っていては×とのこと。急遽タクシー会社に連絡して、この!!なリクエストを伝えました。

さて、同役の「日本料理研究会」MYKさんと共に神社へ乗りこみます。

都心のド真ん中なのに、涼しい空間ですね。パワースポットとはこういう場所を言うのでしょうか。

社伝によれば1092年(寛治6年)、渋谷氏の祖である渋谷重家が、この地に渋谷城を築いたのに合わせて社も創建されたとか。

神主さんにお目にかかり、グッヅを車に積んでホテルへ戻ります。

ホテルに着くや否や、グッヅを能舞台に運び込んで、神棚のセットUPをお手伝いします。

お供えには、トマトやシメジといった野菜も入っています。なんだか今風ですな。

そして、御約束の鯛! 酒!

なんとか時間内のセットUPに成功して、やがて「神降ろし」の儀式も無事終了。

今度は撤収です。舞台を浄めるため、小さい白い紙をバラまいたので、それを掃き集め、もちろん神棚を分解撤収。

休憩時間の内に撤収するのは汗だくだくでした。

爾後神主様を神社までお送りし、初穂料を支払って、まずはこのジョブは一段落。

思いの外ハードでした。

で、それから本番の懇親会。「ちんや」のすき焼き風ローストビーフをお出ししました。

ハードでしたが、大変貴重な経験でした。

神主様が浅草神社の禰宜YNOさんと旧知ということも分かり、まったく世の中狭いです。

いつか真面目に参拝に行かないといけないなあ、です。

なお、ですが、金王八幡宮のご祭神は応神天皇様でした。ありがたや。

追伸

デパートの催事に出店して精肉の販売をさせていただきます。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.053日連続更新を達成しました。

 

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三人閑談

慶應義塾の広報誌『三田評論』の10月号に出演させていただきました。

『三田評論』には毎月「三人閑談」といって、三人の卒業生が対談するコーナーがあるのですが、今月のテーマが

「和牛を食す」で、そこに入れていただいた次第です。光栄なことでした。

さて、私以外の二人の先輩は、

まず銀座の洋食店「つばめグリル」の石倉悠吉さん。石倉さんは「料飲三田会」で旧知です。

それから山形県で「蔵王牛」を生産なさっている髙橋勝幸さんでした。

石倉さんが高い視点から食のビジネスを捉えておいでなのにビックリ。

高橋さんからは生産者としての具体的ご苦労の話しをうかがいました。今肉の相場が高くて、本当に関係者は大変なんです。

私はと申しますと、和牛の特徴を挙げて、それが和食という環境の中でどのように出来上がって来たかの話しをさせていただきました。それから福澤先生の肉食歴を少し紹介。

『三田評論』は基本的には定期購読者のみが読む本ですが、紀伊國屋書店の新宿本店で小売りしているそうですから、ご興味のある方はどうぞお求めください。

追伸

デパートの催事に出店して精肉の販売をさせていただきます。

どうぞ、お立ち寄り下さい。

催事名:dancyuフェスティバル~dancyu×髙島屋グルメの祭典~

会期:平成27年10月14日(水曜日)~19日(月曜日)

会場:玉川髙島屋 6階催し会場

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.048日連続更新を達成しました。

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ぐんま・すき焼きの日

群馬県庁が11月29日を「ぐんま・すき焼きの日」に制定するそうです。なんでも、

「県では、全ての食材が県内産でまかなえる「すき焼き」を、群馬ならではのおもてなし料理として、さらには、県民の食として一層の定着を図るため、関係団体と連携し「ぐんますき焼きの日」を制定(11月29日)します。これに合わせて、「ぐんまのすき焼き」の一層のPRを図るため、関連事業を実施し、「オール群馬」による取り組みの気運を高めます。」

へええ。

既に11月29日は、「より良き宮崎牛づくり対策協議会」さんが「いい肉の日」に定めていますから、悶着が生じそうな気がしますが、私は両者に関係があるので、この場では「ノーコメント」にさせていただきます。

さて群馬県さんが何をなさるのかですが、まず、

【「ぐんまのすき焼き」の確立】を目指して、

(1)「すき焼きアクションミーティング」の開催

(2)「すき焼き」を提供する旅館、飲食店等の情報発信

(3)老舗すき焼き店とのタイアップイベントの開催

(4)「すき焼きの日制定記念キャンペーン」の実施

(5)「すき焼きマップ」の作成

それから【県民運動として取組の広がりをつくる】を目指して、

(1)「ぐんま すき焼きコンテスト」の実施

(2)「我が家のすき焼き自慢」の実施 (9月補正予算)

・・・だ、そうです。

どうぞ、頑張って下さい。

追伸、

すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、約60本のストーリーはこちらです。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.029日連続更新を達成しました。

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