桃缶

昔は名前の通り本当に桃缶を造っておられたのですね、存じませんでした。

「桃缶を造っておられた」というのは「桃屋」さんです。

「桃屋」さんと言えば、

「ごはんですよ!」「江戸むらさき」「キムチの素」「メンマ」「ザーサイ」などが有名ですね。

最近では「辛そうで辛くない少し辛いラー油」が売り切れ・品薄になって話題になりました。

その「桃屋」の社長さんは、義塾の先輩で、「ちんや」のお客さまでもあるのですが、『三田評論』に投稿しておられて、それを読んで私は戦前、桃缶を造っておられたことを知りました。

白桃などの高級フルーツ缶でトップシェアを誇ったこともあったそうですが、戦後はアメリカからフルーツ缶が大量に入って来るだろうと予測して、今の事業に転換したそうな。

それにしても、

桃を売っていない「桃屋」。

狆を売っていない「ちんや」。

似てるなあ。

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.708日連続更新を達成しました。

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豆生活

名古屋の「豆福」さんが本を出されました。題して、

『キレイの秘密、「豆」生活。』

「豆福」さんは、創業1939年の豆菓子専門店さんです。

名物は「山海豆」。これは昆布と椎茸から引いたダシで調味した大豆を、海苔で巻いた豆菓子です。山と海の産物を合体させたものということで、「山海豆」なのだとか。

2007年には、愛知県より「愛知ブランド企業」に認定されています。

が、今回の御本は、

「キレイの秘密」。

「老舗豆菓子店主が教える身近なスーパーフードの秘密と、とっておきのレシピ」

20代のころの“キレイを取り戻したいなら今すぐ豆を食べましょう。美肌、美髪、デトックス、アンチエイジング……」

ということで、豆料理のレシピが中心です。

その点を、ご主人(「豆福」二代目・福谷正男さん)は少し気になさったようで、送り状に、その経緯が書いてありました。「豆菓子屋のおやじの本というのに、豆料理のレシピばかりの本じゃないのと首をかしげるかもと思います」。それでもレシピ本になったのは、

この本はまず、福谷家の、三食豆を欠かさない食生活を反映したものです。

そして、あまり便利とは言えない御店に人を引き付ける目的で1989年に開始した、料理教室の成果でもあります。豆菓子屋主催の料理教室というのは類例がないそうです。

私が気に成ったのは、日本酒に合うという、

「鯛の胡麻和えサラダ仕立て」ですかね。

発刊誠にお芽出とうございました。

 

出版社: 幻冬舎 (2017/6/14)

ISBN-10: 4344912349

 

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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カレーオイル・ヨーグルト卵!

「アナン」のメタ・バラッツさんとコラボして、

カレーすき焼きのイベント「うわさの「適サシ肉」のすき焼きを、知る人ぞ知る「カレー卵」で食べる会」を開催しました。

カレーすき焼きを皆さんに食べていただいたのは、もちろん、こんな(↓)企画も付けました。

<おまけのトークショー>

「和食に成ったカレーを語る」

今年「適サシ肉宣言」で話題に。カレーオイル入り卵やヨーグルト入り卵も提供。

「ちんや」六代目住吉史彦

VS

「東京スパイス番長」こと「アナン」三代目メタ・バラッツ

(語った内容は、こんな↓感じ)

カレーが日本に渡って来て、およそ150年。カレーライスは今や日本国民の23%が「和食」と認知しています。トッピングもあれこれ。ライスの他にも、カレー蕎麦、カレーうどん、「中華料理屋のカレー」まで。そして小津安二郎が愛したカレーすき焼きも。

日本に生まれたインド人には、いったい日本のカレーはどう見える?

このお題で、縷々トークする内に、衝撃的?な話しが出ました・・・

・・・世界的には、辛いものと酸っぱいものを一緒に食べることは、多いですよ。例えば、ドイツには「カリーヴルスト」がありますよ。

「カリーヴルスト」とは、焼いたソーセージの上にケチャップとカレー粉をまぶしただけの単純な食べ物で、ファストフードとして大変人気があるようです。

そして、なんと、日本には、本当に、

「カレーヨーグルト」という商品が存在したことがあるのです。

「カレーヨーグルト」は森永乳業さんが1998年に発売したヨーグルトです。

当時の『日経産業新聞』記事によると、

「首都圏200名へのモニター結果では「買ってみたい」と答えた人が58%、「おいしい」と答えた人は48%しかおらず、社内でも賛否両論あった。味には好き嫌いありそうだが、若い人には案外支持されるかもしれない」

「森永乳業のデザート・ヨーグルト部マーケティング担当次長は「成功すれば、今までにないヨーグルトの分野が開ける」と力説していた。この次長は、初年度に十億円の売り上げを目指すと自信を見せていた。」

残念ながら販売期間は、先進的過ぎてきわめて短期間だったそうな。

さらに、です。森永乳業さんのライバルの明治さんの「明治ヨーグルト倶楽部」というサイトをみても、カレーを作る際、隠し味としてしばしばヨーグルトが使われています。「ヨーグルトキムチ」とうのもあります。

と、

いうことは、

「ちんや」の、カレーオイル卵とヨーグルト卵を合体させてしまうのも、

あり、

かもしれないです。

うーむ。衝撃的。

しかし躊躇している場合ではありません。

今日やりましょう。すぐやりましょう。「カレーオイル・ヨーグルト卵」を。

かくして、このイベントに参加した皆さんは、すき焼きの歴史上初めて「カレーオイル・ヨーグルト卵」を体験した人々に成ったのです。

衝撃的な一夜でした。

 

追伸1

雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。ありがとうございます。

<「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りでした>

「文春オンライン」2月8日より掲載中

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送済み

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送済み

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送済み

東京新聞(特報面)2月12日掲載済み

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送済み

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送済み

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日掲載済み、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送済み

産経新聞(生活面)2月21日掲載済み

日刊ゲンダイ2月24日掲載済み

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載済み

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送済み

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送済み

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送済み

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送済み

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載済み

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)掲載中

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送済み

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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昭和の時間

本日「アナン」のタ・バラッツさんとコラボして、

カレーすき焼きのイベント「だれがカレーをライスにのせたのか」を弊店で開催します。その報告は、後日にすると致しまして、今日は、その予習の件です。

小津安二郎監督が愛した旅館「茅ヶ崎館」さんのカレーすき焼きを、私は体験済みで、弊ブログの2012729日号に書いてございますが、バラッツさんは未だだとおっしゃっていたので、私が予約を申し込みまして、「こめ味噌醤油アカデミー」の堀田さんと共に行っていただきました。

「茅ヶ崎館」さんは勿論旅館ですが、泊まらずにカレーすき焼きを「食べるだけ」も可能なのです。

堀田さんからの報告では、

「まるで小津映画の時代にタイムスリップをしたような空気とおもてなしに大満足。しかも茅ケ崎館の初代が愛知・稲沢の出身だと伺い、五代目・森浩章さんと「銀杏」話で盛り上がり、楽しいおしゃべりをさせていただきました。小津監督がお使いだったお部屋も見学させていただきました。夏は、湘南の海で海水浴にお泊りのお客様も多いとか。。。ここには、今も懐かしき昭和の時間が心地よく流れておりました。」

・・・ということで話しが盛り上がったようで結構でした。

なおですが、「茅ヶ崎館」さんの、小津好みのカレーすき焼きと「ちんや」のカレーオイル入り溶き卵は、まったく同じではありません。

小津方式はカレー粉をそのまま具に振りかけるところが、「ちんや」方式と違います。オイルに溶かして卵に入れる「ちんや」方式は吉田裕一調理長が平成26年に発案しました。シラタキ・豆腐に良く合う点は同じですけどね。

なおまた「ちんや」のカレーオイルにはもちろん「アナン」さんのカレー粉を使っておりまして、精肉売店でも販売しております。どうぞ、お買い上げ下さいまし。

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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野菜たっぷりすき焼き

すき焼きは、実は野菜もうまい!

ということで、

「野菜たっぷりすき焼き」というメニューを始めました。

 食文化研究家で、「すきや連」で大変お世話になっている向笠千恵子先生も、

「肉のだしで野菜を食べるのが、すき焼きの醍醐味」

と言っておられます。私も野菜中心のすき焼きは「あり」だと思います。

実際には、野菜(ネギ、春菊、椎茸)は多めにして、お肉の分量は通常(120g)の四分の三(90g)に致します。

さらに今回、このメニューには一つのご提案も兼ねさせました。

「サラダ春菊」です。

春菊を、盛り合わせでなく、お一人ずつ個別の皿に盛り、それを生食できる体裁でご提供することにしました。

それをサラダとして苦みを楽しんでいただこうと思うのです。

思いまするに、最近の品種改良で春菊は、やわらかく+苦くなくなりました。

結構なことではあるのですが、鍋に入れるとすぐ縮んでしまって、私などは苦みも足りなく感じます。

で、「サラダ春菊」なのです。苦みで割り下の甘辛味や、肉の脂っぽさをサッパリさせる効果があります。

先日出席した、家畜改良事業団の「牛肉のおいしさ総合評価指標開発事業」事業推進検討会議でも、

野菜と肉を一緒に食べると、肉の味の感じ方が変わる。

という議論がありました。ですので、この試みは、大間違いではないだろうと考えています。

もちろん、苦みが得意でない方は、従来通り鍋で煮ていただいてOKです。

溶き卵は、野菜類にはヨーグルト入りをおすすめします。野菜は旨味が足りない分、肉より味が甘辛く感じてしまいますが、ヨーグルトがそれを「味の対比効果」で抑制して、美味しく食べられます。

どうぞ、お試しを。

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6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.681日連続更新を達成しました。

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和風ダレ

毎日ネットのニュース欄に「すき焼き」と入れて検索していますが、たまに面白いネタが見つかることがあります。

今回見つけたのは、大阪を代表する老舗洋食店が、以前はすき焼きをやっていた、という件。

「大阪を代表する老舗洋食店」とは、昭和10年ご創業の「洋食屋ふじ家」さんです。

私は残念ながら未だ行ったことがないのですが、地図を見ると大阪商工会議所や府庁の近くで、その辺りはビジネス街なのでしょうか。

記事によりますと「ふじ家」さんには、

「近江牛のテリヤキなど、和風ダレを使ったメニューがある。「当時店ですき焼きを出していたんですが、コースや宴会での提供が多かったので、普段使いでも味わってほしいと思って作りました」。醤油をベースに9種類の調味料で作るタレは、すき焼きの割り下のような甘辛さが親しみやすく、いつしか名物に。」

「甘辛い和風ダレが絡まるヒレはご飯と相性抜群。」

いいですねえ、こういう話し。

拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の中で「ヨシカミ」二代目の熊澤永行さんが「ごはんにも日本酒にも合うのが洋食」と言っておいででしたが、日本の洋食は、こうでなくっちゃいけません。

以前にもこのブログに書きましたが、私は、どちらかと申しますと、世界の料理自体より、その料理が他の食文化と接触した時に起こる現象に興味を持つ者です。フランス料理が日本で「洋食」と化した過程は実に面白いと思っています。

テリヤキの他にも和風ダレを使う人気メニューとして野菜炒めも「おすすめ」なんだとか。

お近くの方、是非いらしてみて下さい。大阪市中央区鎗屋町2-2-1です。

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

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おでん、日本らしい煮物料理

おでんの「大多福」さんが店舗を建て替えされることになりました。以前の、情緒ある店舗での営業は531日までで終了しました。

「大多福」さんは、大正4年に大阪法善寺から浅草へ移転して、開業。その後、関東大震災・東京大空襲で焼失。カウンターから復活させて、少しずつ建て増して行き、約40年前にほぼ現在の姿になりました。

以来、多くのお客様に愛され続けて来ましたが、このたび次の世代へ繋げていくために、建物の見直しを行い、建て替えを決意されました。

今の店舗の材料を取り外して、再利用するとかで、新築よりずっと大変な工事と思われます。再開は平成31年の秋で、その間は仮店舗で営業なさると聞きます。

「大多福」さんについて、以前私は『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』の中で下↓のような一文を草したことがありますので、今回再度掲載させていただきます。

 

『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』第六話

とにかく美味しいおでんを作ろうと思うと、仕込みに手間がかかります。包丁仕事はもちろんのこと、煮始めてからも「いじめ煮」といって、出汁の対流が起こらない温度で長時間煮ます。出汁の管理も大変です。何故、そのような手間をかけるのか? 

舩大工さんが買いた御本『おでん屋さんが書いたおでんの本』を読みますると、おでんの原点を忘れないという決意が繰り返し語られています。おでん屋は「人々の心の故郷」なのであって、結局「心のかよい合いがある、屋台のおでんに戻って行く」と言うのです。「大多福」さんも創業の頃は屋台に近い形態の店舗「床店」でしたが、その頃の精神を継いで心が通う店にしようと思うと、手を抜けません。で、その精神を継ぐには「背中を見る」しかないのです。重労働だけを継承せよと命じたら、無理かもしれませんね。

ここで「そもそも」ですが、おでんの調理法である「煮る」は日本人に最もなじんだ調理法と言えましょう。フランス人が「焼く」、中国人が「炒める」のに対して、水の豊富なこの国の人々は「煮る」という調理方法を発達させて来ました。おでんは究極の煮物だからこそ、日本人に郷愁を感じさせる、温かい味なのです。日本人の日常に寄り添っているのです。

かつて昭和初期の恐慌の頃それまで高級料理を食べていた人達が食べられなくなって、そういう人達が気軽にうさを晴らすのにおでん屋がちょうど良いという話しになり、それまで数軒しかなかった浅草のおでん屋さんが一気に二十数軒に増えたと聞きます。

屋台から始まった、日本らしい煮物料理・おでん~素晴らしいものだと思うと同時に、浅草らしいとも思います。その為にあのように負担の重い仕込み作業が日々続けられている。

そして、その仕事と姿勢を教える方法が「背中を見せる」~いい話でした。(尾張、いや、間違えた、終わり)

追伸1

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今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

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ヨーグルトの日

5月15日に「ヨーグルトの日」のパーテイーが、ブルガリア大使館公認のレストラン「ソフィア」で開かれましたので、行って来ました。大使夫妻も臨席されて盛況でした。

なぜ5月15日が「ヨーグルトの日」なのか、ですが、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、ロシアの免疫学者・E・メチニコフの誕生日だからです。

メチニコフ(18451916)がヨーグルトを「不老長寿の妙薬」として世界に発表したのは1907年のことでした。ブルガリアのスモーリアン地方に、80歳とか100歳とか、当時としては非常な高齢者が多いことに気づいたメチニコフはブルガリアの食べ物の研究を始め、当時欧米でほとんど知られていなかったヨーグルトを世界中に広めるきっかけを作りました。

で、メチニコフの誕生日5月15日が「ヨーグルトの日」なのです、という次第で、ブルガリア料理を楽しく堪能させてもらおうと会場に到着した私に、主催者さんから衝撃の無茶ぶりが!

住吉さん、乾杯の発声をやって下さい!

ええ?! 私はブルガリアに行ったことないですよ。

いいんです、いいんです、住吉さんのやっている、ヨーグルト卵のすき焼き、あれの話しをなさって下さい・・・

ええ、皆さん、ドーバル・ヴェチェル!(ブルガリア語で「こんばんは」)私が住吉史彦です。浅草のすき焼き屋です。ただ今私は、人生で初めて覚えたブルガリア語で挨拶させていただきました(笑い)

そんな私ですから、ブルガリアの歴史や文物に詳しい者では勿論ありません。私は、どちらかと申しますと、世界の郷土料理自体より、その料理が他の食文化と接触した時に起こる現象に興味を持つ者です。

例えば、日本でヨーグルト以上に良く食べられている外国の食べ物としてカレーがあります。カレーはもちろんインドのものですが、

インド人はカレー粉を使った料理を「カレー」と呼びません。

日本にカレーを伝えたのは、インド人ではなくイギリス人です。

そんな事実を、ほとんどの日本人は知りませんし、インドに行ったこともありませんが、週に何度もカレーを食べています。

それどころか、日本人はあらたなカレー料理を創りました。まず、

日本人はカレーライスを創りました。

日本人はカレーそばも創りました。

日本人はカレーうどんも創りました。

日本人はカレーすき焼きも創りました。

(この辺で大使笑う)

そしてそして、日本人は、これはハッキリ申して私ですが、ヨーグルトすき焼きを創りました!

(ここで大使爆笑)

・・・というほとんどのブルガリア人が、おそらくご存じない事実をご紹介しましたところで、そろそろ乾杯に進みたいと思います。私が二番目に覚えたブルガリア語「ナズドラーベ!」(乾杯!)で乾杯したいと存じます。

それでは、コストフ閣下、ご令室様、皆々様のご健康を祈念しつつ杯を上げます。ご唱和下さい。

ナズドラーベ!

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秘密のある妻

国仲涼子さん、そこはねえ、パスタをつくる場合のポイントじゃないと思うんですよね、私は。

貴女は「ウォータースタンド」なるレンタル浄水器のCMに出ておられて、ご主人のいない時間に、その浄水器を使って、高級パスタや高級ウイスキーの水割りを楽しんでおられますね。

CMの最後にベッドの中で舌をペロリと出す、いたずらっぽい表情がステキすぎるということで話題になっているようですが、パスタを茹でる場合は、重要なのは水の硬度なんです。

小麦蛋白のグルテンをアルデンテな感じに仕上げるには、硬水を使用することが重要ですが、ヨーロッパの水の硬度が300とか350とかなのに対し、日本は4とか5とかの柔らかさですから、そのままでは上手くいきません。

で、水を浄水器にかけても勿論ダメです。

なんらかの方法でミネラルを水に添加するのがよろしかろうと思いますよ。そういう商品も売ってます。

ポイントが完全に外れていても、まあ、表情がステキだからOKですけどね、はい。

あっ、そんなことより今日は三社祭です。本社神輿の渡御がございます。どうぞ、お出かけを。

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

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イタリア郷土料理

表参道のイタリアン「カッパス」さんに行って来ました。

おや、住吉さんがイタリアンって珍しいですねえ って?

たしかに、イタリアンはこれまであまり書いてきませんでしたが、「カッパス」さんは普通のイタリアンとはチト違うのです。

このお店は、イタリア全20州の郷土料理が食べられて、それにあうイタリア・ワインが飲める店です。

イタリアの歴史を調べますと、近代イタリアの統一は日本の明治維新より後のことで、長年分裂していました。しかも一部の地域はオーストリア領だったりして、その結果、今でも地方色がかなり濃いのです。

気候も、太陽が眩しい島とアルプスの上では違って、南は魚、北はチーズがうまいですね。そんな郷土料理が食べられるのです。

もう一つ、ワインで面白いなあ、と思ったのは地場の固有種を使ったワインです。カベルネとかシャルドネとかではなく、その地方だけで栽培されている種があって、気のせいか、それぞれ個性的な香りがあります。

思えば、フランスとイタリアを比べてみますと、フランスではブルボン王朝が協力な統一国家をつくり、フランス革命の後産業革命も成し遂げて、世界の中で有力なプレイヤーになりました。で、フランスのワインも世界の中で有力なプレイヤーになりました。フランスワインはグローバルな存在と言っても良いでしょう。

一方、グローバルには成らなかったイタリアワインでは、地場の固有種が残っているのです。個性を楽しくいただきました。ありがとうございました。

なお、「カッパス」さんでは、ある地域の料理に、必ずしも同じ地域のワインを合わせるのではないそうな。あくまで相性で考えて行くとか。それも大変結構と思います。ご馳走様でした。

そうそう、本日は「三社祭」で、各町会の神輿の連合渡御があります。どうぞ、お出かけ下さい。

 

追伸1

「ブーストマガジン~人生の楽しさを加速するメディア~」(ネットメデイア)に「適サシ肉」の件を載せていただきました。ありがとうございます。

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.639日連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)