医療関係者応援割引、間もなく終了

「東京あらーと」が解除だそうです。
国内の「現在感染者数」は1.000人を切ったようです。
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、週明け6月15日(月)が最終日。19時までです。よろしくお願い申し上げます。
昨今のコロナ禍の中で「ちんや」に出来ることは多くありませんが、「せめてもの応援」ということで、5月1日にスタートしました。
SNSで多くの方に知っていただき、既に1.000人以上の従事者の皆様にご利用いただきました。光栄に思っております。
医療従事者の皆さんは50%引き!
お肉を食べて、
お仕事頑張って下さい!
ということで、肉の売店で実施しています。
・会計時に身分証またはお名刺をご提示ください。
・医療関係者のご家族も50%引き。半額です。
お買い物時にお手元になければ、後からFAXでもOKです。(03-3845-0022)
対象は、肉売り場の、食事券・送料をのぞく全品です。
ついでに申せば、この取り組みは和牛の農家さんの為でもあります。
現在は和牛の市場が大変な軟調で在庫が積み上がり、農家さんが苦しんでおられます。割引という方法で在庫が出て行けば、和牛の市場も上向いて農家さんの為にもなる次第です。
どうぞ、15日までにご利用下さいませ。
(13日午後・14日午前は混みそうな気がしますので、なるべく分散してお越し下さいませ)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.758本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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ノロとコロナ

「東京あらーと」から数日、街に活気はまったく戻りませんが、スポーツ界は前進を始めているようです。スポーツ界は外食業界より気の毒な業界と思っていましたら、立場が逆転しそうな勢いです。
逆転しそうなのは、プロ野球とJリーグが全選手のPCR検査に踏み切るからです。
医療目的ではなくて経済目的で関係者の一斉検査をするのは日本では画期的ですね。歌舞伎町も続けば目立つ先例になりましょう。
経済目的での全員検査には反対意見の先生も多かったと記憶していますが、ワクチンも特効薬も出て来ない中で経済活動を再開するには、それしか手がないわけですから、色々な業界に広がるかもしれません。
「コロナの女王」として有名になったハルエ先生は、元々検査拡張路線で、経済を目的に関係者の検査をしている例として、調理師のノロウイルス検査を挙げておられました。
そうなんです、ノロとコロナにはかなり共通があるんです。
・無症状の人がいる。何故無症状の人と有症の人がいるのか分からない。
・ワクチンも特効薬もない。
・世間に蔓延してしまっている。
以上が共通点です。無症状の人がいて、その人が普通に活動するので、他の人にうつる点が非常に共通しています。
違うのはまず、増殖する臓器。コロナは肺ですが、ノロは腸です。腸で増殖し、便と共に外へ出て来て、次の人がそれに触れた場合感染します。
つぎに死亡率。ノロで亡くなる人は、多くありません。ただし飲食店でノロの食中毒が起きた場合、その飲食店の「死亡」にはつながります。
で、その飲食店の「死亡」を避けるため、調理師の一斉検査=検便を行うのです。無症状の調理師が、良く手を洗わずに盛り付けを行うのを避けるのです。これは経済目的の検査なわけです。
コロナの場合でも、検査能力に余力が出来てきた場合、似た方向に行くのでは?と私は予測しています。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は6月15日(月)までです。既に950人ほどの従事者の皆様にご利用いただき、光栄に思っています。

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安全な料理

ウイズ・コロナ時代も1週間過ぎましたが、いかがお過ごしですか?
新時代のガイドラインに、大皿料理はダメと書いてあるのを読み、すき焼き=肉が大きい皿に盛ってある→ダメと悲しい気持ちになっている方がおいでかもしれません。私も一瞬そう思いました。
が、良く考えてみますると、感染リスクの大小は皿のサイズの大小ではないですよねえ。むしろ、すき焼きはかなり安全な食事方法だと私は考えます。理由は以下の通りです。
まず感染リスクの大小は、皿のサイズの大小ではなく、出来上がった料理が放置されている時間の長短です。放置されている間に隣客が飛沫を飛ばし、それが料理の上に乗っかるから良くないわけです。
隣客が飛沫を飛ばせば、小鉢でも野菜スティックでも危険です。とにかく料理は早く食べることが重要です。
次にすき焼きが何故安全か、ですが、それは加熱した食材を直後に食べ切るからです。仮に肉の上にウイルスがいたとしても、鍋で煮ることで死滅しますから安全です。
煮た肉をしばらく放置して、そこへ隣客が飛沫を飛ばせば危険になりますが、すき焼きを放置する人って、あんまりいませんよね。中華料理の大皿が放置されているのは残念なことに良く見かけますが、すき焼きの場合たいていは即食べます。加熱後放置されることはほとんどない→だからかなり安全と思っています。
「大皿」という単語そのものにとらわれるのは、いかがなものかと思います。
ただし、取り箸の共用は問題になります。取り箸の手で持つ部分に飛沫が行けば触ってしまいますからね。
そこだけ注意すれば、すき焼きはかなり安全と思っています。どうぞ、引き続きお召し上がりくださいませ。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。どうぞ、ご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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三大怪獣グルメ

テレビ東京『孤独のグルメ』の原作者として有名な久住昌之さんが監修した映画『三大怪獣グルメ』が劇場公開されました。
内容は、『孤独のグルメ』とはかなり違っていて、
「巨大怪獣イカラ、タッコラ、カニーラが東京に上陸。シーフード怪獣攻撃隊SMATが出撃。戦闘によって怪獣たちから切り落とされた部位は、食べてみると抜群の美味しさだったのです・・・」と奇想天外です。
その久住さんのデビュー作漫画が『かっこいいスキヤキ』(1983年、「泉昌之」名義)だったことを、今日は強調しておこうと思います。
そこではすき焼きの思い出が描かれていますが、設定は、大学の体育会系サークルの打ち上げですき焼き。部員達はお互いにどの具材をいつ取ろうかと、壮絶(?)な心理戦を展開します。
久住さんは弊店へも連載「途中メシ」の取材に来て下さったことがあり、その時には勿論『かっこいいスキヤキ』にサインしていただきました。喜んで下さったのを覚えています。

『三大怪獣グルメ』 是非ご覧下さい。
劇場:渋谷ユーロスペースなど
監督・特技監督/河崎実 監修/久住昌之 脚本/右田昌万、河崎実
出演/植田圭介、吉田綾乃クリスティー(乃木坂46)、安里勇哉(TOKYO流星群)、横井翔二郎、木之元亮ほか

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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名産ブランド なぜピンチ?

ネットを検索していて旧知のすき焼き屋さんを発見しました。コロナ禍の最中ですが、毎日「すき焼き」検索は続けているのです。
で、見つけたすき焼き屋さんというのは、「山平屋」さんという墨田区のすき焼き屋さんで、近江牛を中心に頑張っておられます。
「名産ブランド なぜピンチ? コロナが生んだ苦境」
という記事の中で出てきました。記事によりますと近江牛は、
「取引価格が下落。2019年のこの時期は、1kgあたり3,000円を超えていたが、2020年は大きく下回っている。5月中旬には、2,000円を下回ることも。徐々に回復してきているが、それでも例年を大きく下回ったまま。」
「山平屋・樋口潤専務取締役「だいたい3割ぐらいは、一番高かった時期に比べて下がっていますね。大手の飲食店さんとかが自粛で営業短縮とかされていたので、相場が下がったのかなと思います」
「こちらでは、卸売り・小売り・飲食業をやっているが、外出自粛でステイホームが続いたことから、小売りの売り上げは好調だったという。しかし、卸売りや飲食業に関しては、大きく低迷したまま。先行きが見通せない状態が続いている。」
この記者さんは、名産ブランドがピンチになった理由として、売り先が飲食業に偏ったのでピンチになったと分析しているのです。その中で、「山平屋」さんは小売り、つまり肉屋もやっていたので、そちらは好調というわけです。
が、普通の街の肉屋さんにとっては、単価の高いブランド肉を普段から売るのは簡単ではありません。
ブランド肉=高級飲食店
輸入肉=スーパー
という二極化の構図を出来てしまった中でコロナが来たので、ダメージがブランド肉に行ってしまったということです。
「山平屋」さんが小売りで売れているのは、近江との長年の関係の中で成り立つ話しだよなあと思いながら拝読しました。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.752本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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大皿

「ちんや」の賄い料理の配給方法が、大皿盛り合わせから個別盛りになりました。もちろんコロナ対策です。
賄いを営業中に食べるわけですから、全員一斉に食べることは出来ず、仕事が忙しくないタイミングで個別に食べます。料理が出来てから全員が食べ終わるまで長時間大皿で置いておくと、感染のリスクが生じてしまいますので、個別にした方が良いのは明らかですね。
当然これは正しい対処なのですが、困ったこともあります。盛り加減を大食の人に合わせざるを得ないことです。個々人の食べる量に合わせて盛るのでは流石に大変過ぎますからね。
で、困るのが私です。炭水化物は減らし気味にしていますので。
これまでは大皿から少なく取れば良かったのですが、今はそうは行きません。
その日のメニューが焼きソバやパスタで、それが大盛りだったりすると、
・・・
いったん受け取り、冷やしておいて夜食にまわしたりしています。
なお、営業用のすき焼きの肉やザクなど具材が、大盛りされていますが、調理済みの料理を大皿に盛るのとは感染リスクが違います。
すき焼きの場合は鍋で加熱して、それをすぐ食べるからです。加熱によりウイルスは死にます。
取り箸を共用すると、それは問題になりますが、事前に消毒してありますし、それでも心配な方の為に各部屋に消毒液を用意してありますので、それでご安心いただければと存じます。
見た目は「大皿」ですが、リスク面ではかなり違いますので、念のため。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.749本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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再開

だんだんに再開しております。
・すき焼き「ちんや」は5月28日より通常営業致しております。
・肉の食べ比べレストラン「ちんや亭」は6月4日より通常営業致します。
・精肉売店は5月28日より通常営業致しております。
*いずれの部門でも消毒剤を用意し、店員はフェイスシールド着用にて対応させていただきます。
*すき焼き「ちんや」では当分の間個室のみで営業致します。一部メニュー限定にて営業致します。
*「ちんや亭」では席と席の間隔を広げ、また衝立を用意して、お客様とお客様の間を仕切ります。
テレビの街頭インタビューなどを視ると、まだまだ警戒感を解いていない方が多いので、「気にする方」と「気にしない方」が一緒に店に見えることは、あまりないのだろうと想像します。
むしろ警戒心が緩んできて、「気にしない方」も見えるようになってきた頃が心配のしどころなのかなと思っております。
お手柔らかにお願い申し上げます。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.744本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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腸活すき焼き

緊急事態解除となりましたが、ワクチンは未だできず、国民全員にPCR検査をするわけでもなし、根本的な対策が出ていない中での解除ですから、多くの方が不安感をもったままの解除ですね。
「ちんや」でも全スタッフにフェイスシールドを着用させるなど、できることは致しますが、不安がゼロかと言ったら、そうではないです。憂鬱な季節がしばらく続くことを覚悟しないといけません。
で、今、コロナに対して国民が出来ることはと言えば、「腸活」ではないでしょうか?
はい、皆さん、話しに着いて来れていますか?
話しの筋は、こうです・・・
・腸には人体の免疫細胞の、およそ7割が集中して存在している。免疫細胞は、ここから血液に乗って全身に運ばれて行き、ウイルスや病原菌と戦う。
・腸を良い状態に保つには「善玉」腸内細菌を増やす必要がある。
・腸内細菌のエサになるのは食物繊維である。
よって、食物繊維を摂ること、すなわち「腸活」をした方が良い。
~という筋になります。
コロナにやられっ放しでは悔しいではないですか。まずは食物繊維を摂りましょう。
食物繊維を摂るには「肉抜きすき焼き」が良いですよ(笑)(しかしマジ)
すき焼きに付いている「ザク」には食物繊維が大集結しています。
すき焼きのザクがそうなっている理由ですが、日本人が肉を消化するのが苦手だった頃、肉を排泄するために、自然に食物繊維を付け合せるようになったものと私は思います。
最強なのはシラタキ。葱も椎茸も食物繊維が多いです。青い野菜も勿論繊維。例外は豆腐と麩くらいでしょうか。
是非、今こそお召し上がり下さい。
野菜と割り下さえあればカンタンにできてしまいます。
旨味がなくて寂しいようでしたら、肉を少しは入れてもOK。かつお出汁が良い方はそれも「あり」。
辛味を加えるのも「あり」ですね。映画監督の小津安二郎はシラタキにカレー粉をかけるのが好きでした。あくまで和風にしたければカレーでなくて「鷹の爪」で。
この作戦で、コロナに一泡ふかせてやりましょう。この辺りから反転攻勢に転じましょう。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.742本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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ZOOMすき焼き

さて解除されました。
自粛生活は3月末からですから、はや2か月です。長かったですね。
皆さん、オンライン飲み会はしましたか?
私も一応やりました。
楽しかったですか?
私はさして面白くなかったです。食べるもの、飲むものが別なら、「飲み会」の意味がないですよね。
どうしてもオンライン飲み会をしたいなら、食べ物・飲み物は幹事が調達して全員の家に同じものを送り、それをを同時に食べるべきだと思います。手間ではありますが。
オンラインすき焼き会をして欲しいという意見もあり、私が手配すれば、全員にすき焼きの食材を送ることも可能です。時間を決めて一斉に始めれば、オンラインすき焼きと言えるでしょう、一応。
できなくはないです。が今のところ、実行してはおりません。内輪の飲み会としては、そんなに楽しくないと思ったからです。
しかし、全国の方に自分の店を知っていただく活動と思えば悪くはないと思います。
浅草の人々はこれまで
とにかく来なきゃあ浅草のことは分からないよ!来て、感じてもらわないとねえ!
と言いがちでしたが、今はそうは行きません。
今までも何らかの事情で東京へ行けなかった人もいたでしょう。そういう方々がZOOMならバーチャルで店に行った気分になれるかもしれません。
それに、ZOOMをやってみて分かったのですが、通話している間、相手の顔をガン見し続けているので、その顔が忘れられなくなります。
一方、店先でのお客様との会話は、そう長い時間ではないですし、それに相手の顔をガン見はしません。だから、しばらくするとお互い顔が思い出せなくなります。
その点、ZOOMで話すと相手を忘れがたくなるとと思います。
ウイルスが退散する、その日に備えて、バーチャルすき焼きをしていただくのも悪くないかもねと今は思っています。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.741本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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好きなことをする気質

連日記者会見して「すてっぷぜろ」とか「東京あらーと」とか、キャッチーな横文字を連発しているコイケさんは、実はすき焼きと関わりのある方です。
知事のお母さま(恵美子さん、故人、2013年に肺癌で没)がすき焼きを大好きだったからです。
弊ブログの2016年8月20日号で既に紹介しましたが、お母さまが
「私の好きなすき焼きは病院では出てこない」と言ったから、知事は、末期癌だったお母さまを退院させて自宅で看取ったと言います。
このお母さまは、かなりの「好きなことをする気質」の方です。
すき焼き好きが高じて、カイロに日本料理店を開業しておられます。
知事がカイロ大学に留学すると、その留学先を訪ねて来て、それまで専業主婦で何もできなかったから、「これからは好きなことをやらせてちょうだい」と言って、料理屋「なにわ」を開業しました。
それまでカイロ唯一だった日本料理店に行ったところ、すき焼きに白菜ではなくキャベツが使われていたことが気に入らず、それで開店を決意。家族は当然猛反対しましたが、決行。結局20年間も経営していたと言いますから、スゴいことです。
この気質は遺伝していると思わざるを得ません。
さて「緊急事態」は明けるようですが、東京の料理業界は大変です。数ある料理屋の中でもすき焼き屋を特に救済する政策を打ち出してくれたら嬉しいですね。
あ、その前に「協力金」が未だ来てないですよ。よろしくお願いします。

追伸、
肉の売場で実施している医療関係者応援割引は、これまで「5月31日まで」と申しておりましたが、まだ病床が空き切っていないことから、6月15日まで続けます。よって月末に駆け込んでいただくことはありません。ゆるりとご利用下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.740本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

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