インド人、嘘つかない

あのインド料理店「ナイルレストラン」オーナーのG.M.ナイルさんと奥様が結婚前のデートを「ちんや」でしていたとは、知りませんでした。ありがとうございます。

ナイルさんと言えば「インド人、嘘つかない」が有名です。インド独立運動のため日本に滞在していたA.M.ナイルさんの次男として日本で生まれ、やがて父が銀座に開いたインド料理店の経営を引き継ぎました。また「日本語ぺらぺらのインド人」という独特のキャラクターが買われて、テレビタレントとしても活躍されました。

そのナイルさんに『週刊朝日』( 2018330日号)がインタビューしたところでは、

夫(ナイル):初めて(妻に)会ったときは、驚きましたね。こんなにかわいい人がこの世にはいるもんなのかと。

妻:大げさな。それより、覚えてる? 私があなたに、ピザをごちそうしたの。

夫:そうだ! そうだった! 新宿だったっけ。

妻:「チボリ」っていう、おしゃれなお店でした。当時ピザを出すところなんてほとんどなくて。

夫:お返しにすき焼きをごちそうしたよね。浅草の「ちんや」のお座敷だった。

妻:今思うと、10代のするデートじゃないわね(笑)。

・・・知りませんでした。ありがとうございます。

 

追伸

先日「東都のれん会」さんのご依頼により、日本橋三越本店でトークショーをさせていただきました。催事『江戸東京味・技めぐり』を盛り上げるためでした。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

動画が撮ってありますので、こちらからご覧ください。

 

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.954連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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あいづち

「東都のれん会」さんのご依頼により、日本橋三越本店でトークショーをさせていただきました。催事『江戸東京味・技めぐり』を盛り上げるためです。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

内容は要するには、「適サシ肉」の話しで、弊ブログの読者さんには「耳たこ」な話しばかりですので、あらためてここに書くのは止めておき、項目をざっと書き出しますと、

・「適サシ肉」の定義

・そもそも、なぜ適度な「サシ」があった方が美味しいのか

・サシの過剰化は、いつから、なぜ始まったのか

・なぜ過剰なサシをやめると決断できたのか→「老舗」の必須要件につながって行く

~という感じです。全部をお聞きになりたい方は、動画がありますので、こちらからご覧ください。

実は今回、最初にご依頼があった時、私は一人で話すのだろうと思いました。ところが直前になって、司会者がついて質問していくので、QAを創って欲しい、と連絡がありました。

司会をつけるのは三越さんのご配慮だったようですが、QA方式は、あんまり得意でないんですよね。

QA方式は噛み合わないと盛り上がりませんし、噛み合わせるには、よほどうちあわせる必要がありますが、今回その時間はありません。

で、結局、私が勝手に喋り、相槌を打ってもらう、ということにしました。

内容に関しても、あえて事前に知らせずに、ぶっつけ本番でやっていただきました。その方がリアリティーがあるからです。事前に聞いたことがある話しに、

へえ。

と返されるより、まったく初めて聞く話しに、

へええ、そうなんですか!初めて知りました!

と返してもらった方が話し易いです。気持ち良いと言っても良いです。

予算の面で司会がつけられない場合もあろうかと思いますが、「相槌係」を是非たてると良いと思います。

講師が気持ちよく話せること、間違い無しです。お勧めしたいと思います。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.951連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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なぜ「和牛は昔のほうがうまかった」と言われてしまうのか

322日の夕方のことでしたが、YAHOO!の経済ニュースのヘッドラインに、

「和牛の味ばらつき外見重視?」というのを見つけました。

お!

と思って開けてみると、旧知の松浦達也さんが書いた記事で、牛肉の等級について書いた記事でした。

原題はヘッドラインとは違って、

「なぜ「和牛は昔のほうがうまかった」と言われてしまうのか」でした。記事に曰く、

「気になることがある。近年「おいしいとは言いがたい和牛がある」(精肉店店主)というのだ。前述したように、現在の食肉の格付け(住吉史彦注~A5とかB5とかのこと)制度には外見上の基準しかない。それゆえ生産者は「見かけ」を調えることに力を注ぐようになる。その結果、肉の食味にバラつきが出てしまうというのだ。」

「実は国にも畜産に対する危機感はある。20157月には国による「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」が策定された。農水省も「牛肉の格付けの仕組みについて」のなかで「脂肪交雑以外の価値を実需者・消費者にどう訴求していくかが課題」としている。」

2番目の農水の文は非常に分かりづらく、歯切れ悪く書かれています。

「脂肪交雑」とはサシのことで、「脂肪交雑以外の価値」(=つまり味)を、消費者に訴求できていないことが、課題(=つまりダメな点)だ。サシ一辺倒じゃ、消費者に嫌われるぞという内容を、サシ至上主義の人達に遠慮して書いたので、何を言っているのか分からない文になっているのですが、要するに、サシ至上主義=外見重視の結果、美味くない和牛が増えている、という意味のことを言っているのです。まったく役所文学ですな。

これは、私の言ってきたことと同じです。

そういう次第で、「和牛は昔のほうがうまかった」と言われてしまうのです。こっちをヘッドラインにした方が良かったんじゃないですかねえ、YAHOOさん。

 

追伸

27日は火曜日ですが、隅田公園の桜が満開ですので営業致します。

地下一階「ちんや亭」も営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.949連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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記念クリニック

 

人間ドック20連勝を達成しました。感謝です。

が、少し苦労してしまいました。体調管理面で苦労したのではなく、ドックの予約を獲るのに苦労したのです。

予約が立て込んでいる理由は、病院の名前が「ライフプランニング・センター」から「日野原記念クリニック」に変わったからだと思います。私がこのクリニックにお世話になり始めた20年前から日野原重明先生がずっと理事長だったのですが、先生の没後に名前を変えたのです。

で、最近込んでいるようです。ネームバリューが絶大ですからね。

「ライフプランニング」という言葉は先生の重要な医療理念でしたが、日野原という名前や、先生が造語した「生活習慣病」という言葉ほどには普及しませんでした。だから病院経営的には「日野原記念!」と銘打った方が有利と考えるのは当然です。日野原のネームバリューで多くの方に来院してもらい→その方々に「ライフプランニング」の考え方を啓蒙して行けば良いのです。

そう言えば、私が「人間ドックに行こう」と思い立ったのは、嫁との結婚を直後に控えていたからでした。だから、この20年間は嫁との結婚期間に完全に重なります。この20年間、なんとか、おかげ様で健康でした。

クリニックの受付には先生の大きな遺影が掲示されていて、手を合わせたくなりました。

20年間ありがとうございました。

追伸①

日本橋三越本店の催事『江戸東京味・技めぐり』でトークショーをさせていただくことになりました。

聞いてくれる方が少ないと悲しいので、お時間のあります方は是非お出かけ下さい。

時間は本日3月24日(土)の13時30分~と15時~の2回、

場所は本館7階催物会場です。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

内容はもちろん「適サシ肉」の話しです。(2回同じ内容です)

ネットでライブ配信も致します。こちらでご覧いただけます。(30分弱です)

追伸②

27日は火曜日ですが、隅田公園の桜が満開ですので営業致します。

地下一階「ちんや亭」も営業致します。どうぞ、ご利用下さいませ。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.947連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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一発屋

「一発屋」に成らないことが今年のテーマです(笑い)

(笑い)と書きましたが、笑いごとではないです。

実際、経営者仲間の知人から「住吉さん、適サシ・バブルで羨ましいよ!」と冷やかされたことがあります。

弊ブログの読者さんならお気づきの通り、本来弊社の経営は堅実さに特徴があります。「適サシ肉宣言」も、その延長線上にあり、たまたまウケてしまっただけなのですが、昨年から50件以上多くのメデイアに採り上げられて、そのウケ方がすさまじかったので、世間から一過性の「一発屋」「流行り物」と誤解される可能性があります。

弊社のこの経営が「流行り」と捉えられてしまい勢いを失うと、霜降り一辺倒の畜産が勢力を盛り返し、せっかく良い方向に変わりつつある業界が逆回転を始めるかもしれません。

だから「一発屋」と思われないようにしないといけません。

 

追伸①

3月20日は火曜日ですが、祝前日ですので営業致します。

営業時間:16:30~21:30 どうぞ、ご利用下さいませ。

追伸②

日本橋三越本店の催事『江戸東京味・技めぐり』でトークショーをさせていただくことになりました。

聞いてくれる方が少ないと悲しいので、お時間のあります方は是非お出かけ下さい。

時間は3月24日(土)の13時30分~と15時~の2回、

場所は本館7階催物会場です。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

内容はもちろん「適サシ肉」の話しです。(2回同じ内容です)

詳細は、こちらです。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.940連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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トークショー

日本橋三越本店の催事『江戸東京味・技めぐり』でトークショーをさせていただくことになりました。

聞いてくれる方が少ないと悲しいので、お時間のあります方は是非お出かけ下さい。

時間は3月24日(土)の13時30分~と15時~の2回、

場所は本館7階催物会場です。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

内容はもちろん「適サシ肉」の話しです。(2回同じ内容です)

この時間にご都合のつかない方は、催事自体は26日まで開催されますので、是非お出かけ下さいまし。「ちんや」は精肉の販売を致します。

お出かけ下さいまし、是非。

 

詳しくは、こちら(フェイスブック・イベント)です。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.939連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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元気のひけつ

朝日新聞の33日の朝刊に載せていただきました。

別刷りの「be」の方だったので見逃した方もおいでかもしれませんが、9面「続・元気のひけつ」に載っていました。

文は竹野内崇宏記者でした。ありがとうございました。

内容はと申しますと、脂肪の消化の話しです。

脂の量の話しの中で、私の「適サシ肉宣言」のことが出て来て、続いて、

脂の質による消化の違いついては学者さん達がコメントしていました。

牛の脂には「飽和脂肪酸」が多く、それは「乳化」しづらいので、胃モタレするというのが、ザックリ申しまして、ここでの論旨でした。

「乳化」するとは要するには、微粒子にすることです。脂をあらかじめ微粒子にしておいた方が表面積が大きいので、消化酵素(「リパーゼ」)が作用し易いというわけです。

んで、その「乳化」をしようとすると、牛の脂の「飽和脂肪酸」は組織の結合が強いので難しく、オリーブオイルなどの「不飽和脂肪酸」であれば、結合が緩いので「乳化」し易いというわけです。

たしかにその通りですが、スペースの関係で、この記事に載せきれていないことがあります。ここで私から補足しますと、

牛の脂は一様ではありません。性別、血統、月齢によって違います。もちろんエサなどの育て方でも違います。

牛の脂の中に、オリーブオイルの主な成分である「オレイン酸」や、ナッツ脂の「パルミトレイン酸」が結構含まれていることもあるのです。その場合は、そんなに消化しづらくありません。モタレません。

性別がメスで、血統が但馬系の黒毛和牛で、月齢が高ければそうなります。

私が日頃から強調申し上げているのは、この点です。

科学記事はどうしても「牛の脂」対「魚の脂」という対比で書かれますが、牛の脂にも色々ありまして、肉屋はそこを気にして仕入れをしているんだよ、という点にもご注目いただけましたら、幸いです。

よろしく哀愁。

追伸

日本橋三越本店の催事『江戸東京味・技めぐり』に出店して、精肉の販売を致します。

会期:321(水・祝)26()

場所:本館7階催物会場

是非お出かけ下さいまし。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.932連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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道頓堀

大阪御堂筋のすき焼き店「はり重」さんをお訪ねしました。

「はり重」さんの創業は1919年(大正8年)。初代・藤本喜蔵氏が堺市で開店。大阪・新世界に移り、御堂筋と道頓堀の角地という、大阪一の好立地とも言える現在地に移って来たのは、1948年(昭和23年)だったそうです。

お隣は大阪松竹座。ここは芸の街です。

戦後の道頓堀は今以上に多くの芝居小屋や劇場があり、芝居好きが集まる街でした。そして芝居好きはたいてい食い道楽。1965年頃までの浅草と似ています。

往時は多くの役者さん、芸人さんがスポンサーに連れられて、「はり重」さんにやって来たと言います。私はそういう時代に生きてみたかったなあと思うことがたまにあります。

さて、肝心のお肉ですが、一見、サシが結構入っているように見えて、食べるとモタれません。ご主人に取材しましたら、やはり「メスのみ」だそうで、脂の融点が低いことはやはり重要ですね。

ザクの方では、三つ葉の存在感がなかなかでした。

それからネギは、やや小ぶりの青ネギ。こちらも存在感があって、ああ、関西だなあと思いました。

御馳走様でした。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.928連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

色付きロゴ商標

色付きロゴ商標「適サシ肉」を出願しました。

出願番号:商願2018-20756

出願提出日:平成30220

デザインは渡辺稔様、

出願代理人弁理士は橘祐史様です。

 

このロゴの彩色の「小豆色」(DIC-234)には、ピンク色の肉が美味しいのではなく、こういう色の肉が美味しいのだ!という意味を込めています。

短期肥育の牛さんの肉の色はピンク色ですが、それは美味しくなく、長期肥育された「小豆色」の肉が美味しいのです。

ところが、ネットの画像でモノを売る時代を迎え、肉の業界でも「見栄え重視」「ピンク色重視」の傾向が見うけられます。ピンク色が美味しいと考えてしまうお客様も増えています。

しかし、その商法は真の「お客様志向」ではないと弊社は考えています。 

「小豆色」の「色付きロゴ商標」を取得することで、「見栄え重視」から「味重視」へ回帰したいと思います。

既に売店の装飾をこの色に変えましたが、今後コースターや箸袋も変えて行きます。お見知りおきを。

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.924日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

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葉玉ねぎ

下仁田葱の季節が終わりましたので、変わりザクを、

葉玉ねぎ

に変えました。どうぞ、お召し上がりくださいませ。

葉玉ねぎは、玉ねぎです。

玉ねぎの玉の部分が膨らむ前に「若どり」したのが「葉たまねぎ」です。普通のたまねぎは8ヶ月で収穫するのに対し、葉たまねぎは約4ヶ月半で収穫になると言います。

葉は緑で、甘く柔らかいので美味しく食べられます。

巨大なニラのようと言ったら、想像がつきますでしょうか。これをすき焼きに入れていいただきます。

昔から農家さんは「葉ごと食べる若どりの玉ねぎ」と言って食べてきたそうですが、九十九里浜の南部に位置する千葉県長生郡が昭和50年代から商品化したそうで、今でも長生が葉玉ねぎ生産のメッカです。

旬は2月。

早春にしか食べられないオツな具材と思います。

お試しあれ。

 

追伸

インターネットのぐるめ情報サイト「途中めし」にお採り上げいただきました。文は『孤独のグルメ』で有名な久住昌之先生です。ありがとうございました。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.921日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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