ちんやの経営理念とモタレない肉①

御蔭様にて弊ブログは、本日997日連続更新を達成。1.000日までカウント・ダウンに入りました!

毎度のご愛読に心より感謝いたします。さて、

知人の社長FJ田さんが、弊店で会社の忘年会をして下さることになり、住吉さん、宴会の前に社員向けにすき焼きの話しをしてくれませんか?という依頼を受けました。

お安い御用です!

と言いたいところですが、あまりお安くはないのです。

肉の技術的な話しって、聞いていてあまり面白くないからです。畑違いの社員さん達が興味を持って下さるか、不安があります。

先日その社長さんと会う機会がありましたので相談しまして、「ちんや」の理念やマーケテイング手法と関連づけて、肉の話しをすることにしました。

その会社さんは、社員教育に熱心で、そういう日頃教育もなさっているので、分かっていただきやすいだろう、と考えた次第です。

以下はその原稿です。皆様にもお読みいただきたく公開いたします。

こんばんは!FJテックの皆さん、私が「ちんや」六代目の住吉史彦です。

今日は、

<「ちんや」はどのような肉を提供したら良いのか?>

というテーマでお御話ししたいと存じます。

さて提供すべきなのは旨い肉です。

しかし旨いのは当然で、世の中に旨い肉は結構あります。だから、それでは他の御店さんとの間に差異性が生じにくいですね。

それにやたらと原価をかけて仕入れをして、それを良心的に売ってしまっては、ある意味デフレ経済です。良くありませんので、なるべく避けたいです。

時に皆さん、肉を食べて旨かったけどで、後から胃モタレがヒドくて往生した経験はありませんか。

モタレて当然です。肉屋に言わせると、モタレて当然の肉が、公然とたくさん売られているのです。

そういう肉を「ちんや」も売って良いのでしょうか?

勿論ペケですが、「なんとなくペケなわけ」でなく、そこに「ちんや」が特徴を出せるポイントがあるのであって、さらに申せば、店の理念に照らして、そういう肉を売ってはゼッタイにぺケなのです。

はい、ここで唐突に経営理念の話しが出て来ました。

皆さんも気の毒ですねえ。忘年会だっていうのに勉強させられて。ええ、勉強好きなのは存じてますよ。

ええ、なんでしたっけ?そうそう理念です・・・

<この話しは長いので、3日に渡って公開します>

追伸①

 BSテレビ朝日「幸福の一皿」~美味しさの物語 に出演させていただきます。是非ご覧ください。

 「食卓の華!すき焼き」

 11月23日(金) 20:00~20:54 オン・エアです。(再放送)

 この番組について詳しくはこちらです。

追伸②

ケーブルTV局J:COMの、「村野武範の馳走百景」に出演させていただきます。

是非ご覧ください。放送日は以下の通りです。

11/27(火)夜10時~

11/28(水)深夜0時30分~

この番組と視聴方法について詳しくはこちらです。

追伸③

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は312人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて997日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">