老舗ボッサ

 すき焼・日本酒・ボサノバが出会ってしまいました!

 そういうイベント=題して「老舗ボッサ」を、9/17に弊店にて開催しました。

 知人が「インストボッサユニットWAVE」という、ブラジル音楽「ボサノバ」のバンドに参加しているのですが、その方から、

 「ちんや」さんでライブとか出来ないですかね~

と問い合わせがあり、

 おお、いいですね!

ということで、ライブを聞き⇒すき焼きを食べ⇒食べ終わったら、またライブというイベントを決行しました。

 さらにさらに面白くするために、茨城県笠間市の「磯蔵酒造」蔵主・磯さんにもご登場いただき、「ボサノバと日本酒」のライブ・トークをしていただきました。磯さんは若き日に「ブルーノート東京」で働いていたことがある、という異色の経歴の持ち主で、酒と音楽を語っていただくのに、これ以上の人選はありません。

 ですので、ドリンクも当然日本酒。普通のライブハウスだと、たいていドリンクはカクテルとかですが、磯さんが升酒を出して下さり、いい雰囲気に。

 ライブは勿論、御機嫌。

 私も恥ずかしながら、余興の「すき焼きクイズ」を担当いたしました。

 さらにアンコール曲のスキヤキソングに歌で飛び入り参加することになり、皆さまの御耳汚しを致しました・・・

 ところで、この記事を読んで、もしかすると、心肺症いや心配症の読者さんは、 

 そういう貸切りイベントとかやって、フリーで来店する常連さんを断ると、「ちんや」さん、売り上げが減っちゃうんじゃないの?たしか「ちんや」さんは常連客志向だったよねえ。

と心配なさっているかもしれません。

 たしかに、そういう面も無くは無いでしょう。

 でも商売というのは、固定客オンリーではいけないものだ、と思っています。常連さんは勿論有り難いですが、放っておけば必ず減ります。

 それに、「ちんや」さんって名前を聞いたことはあるし、前を通ったこともあるけど、一度も入ったことないんですよね・・・

って、私は色々な方から聞かされます。所謂「敷居が高い」という話しですね。そういう方に、何かのキッカケで、とにかく中に入っていただくことも大事、最近私はそう思っているのです。

 しかし、まあ、そんな野暮な話しはさて置くことにしまして、楽しかったので、またやりたいです。

 すき焼・テキーラ・マリアッチが出会ってしまいました!とか、

 すき焼・シェリー酒・フラメンコが出会ってしまいました!とかも良いかな。

追伸①

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

  「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて934日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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