熱交換

 原発をなくす有効な方策は、首都移転だ。

って思いませんか。

 だって、何しろ暑いんですよ、東京が。

 実は、私の住んでいるマンションの、私の住んでいる階は、お隣のビルの屋上と同じ高さです。

 ビルの屋上には何がありますか?

 エアコンの室外機ですね。

 エアコンの室外機って、何をするものですか?

 熱交換ですね。冷媒を介して、部屋の中にある熱を外へ放出しています。

 そういう熱が、そこから出て来るわけですから、当然暑いです。

 さらに、です。今年の春、その隣のビルの先に高いビルが出来ました。ですので、室外機は、結構高いウチのビルと、今年出来た1軒先のビルの間の、谷間に在る格好に成ってしまったのです。

 で、熱が滞留しますから、まじ暑いです、当然。

 その暑さに耐えられず、こちらもエアコンを回しますから、こちらの室外機も、熱を東京の空へ放出します。

 この勢いで東京を暑くし続けたら、また電力が足りない⇒原発を作ろう、って話しにもなりかねません。

 1980年代くらいは、東京郊外に一戸建てを買うのが夢だったと記憶していますが、いつの間にやら、都心にマンションがどんどん増えて来ました。

 まあ、そういうマンションに住んでいる私に、それを批判する権利は無いですが、仕事の都合で仕方ないんですよね。

 浅草は隅田川に近いのですが、川の両岸に高い建物が立っていて、川の冷気が、街の方へ流れるのを阻止しています。

 同様に、汐留近辺の高層ビルは、東京湾の冷気が都心の方へ流れるのを阻止している、と聞きます。

 要するに、このクソ暑い東京に、好き好んで固まって棲みついて、熱交換をし続けて、結果、好き好んで東電さんを儲けさせているのが、私達です。

 お願いですから、東京でなくても出来る仕事は、東京以外でして下さい。

 ヨロシク哀愁。

追伸①

 7/23から7/27まで「ちんや」は夏休みをいただきます。悪しからず、御諒承下さいませ。弊ブログは予約投稿により、更新してまいります。御愛読をお願い申し上げます。

 追伸②

 藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
 不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

 他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

 是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
 ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸③

 「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は270人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

 参加者の方には、特典も! 

 皆様も、是非御参加下さい!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて875日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 

Filed under: ぼやき部屋,浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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