アートアドバイザー会議
5/20は、私の地元・東京都台東区の、「アートアドバイザー会議」があったので、出席しました。
「台東区アートアドバイザー会議」は、区の文化施策の方向性や、芸術家の育成支援などについて検討し、区長へ助言を行うため、平成18年度に発足した会議です。
会議のメンバーは、音楽・美術・舞台など異なる分野の芸術家や専門家であって、かつ台東区にゆかりのある人で構成されていて、活動内容は、主に「台東区芸術文化支援制度」が資金助成をする企画を選び、選ぶだけでなく、助成対象となった企画が、より魅力的に実施できるようサポートを行うことです。
5/20の会議の内容も、「支援制度」が本年度に資金助成する企画を選ぶための、第一次審査でした。
参加メンバーは、日経新聞文化部編集委員の池田卓夫さん、女優の観世葉子さん、芸大音楽学部准教授の熊倉純子さん、芸大BiOnの社長・鶴見俊一郎さん、薩摩琵琶の友吉鶴心さん、お能の坂真太郎さん、ヴィオラ・アルタの平野真敏さん、それに私です。
ほとんどの方が、会議が発足する前の、制度設計の段階からの、おつきあいですから、かれこれ5年になります。お互い、気心知れてきていて、厳格であるべき審査の途中でも、冗談を飛ばしあって、話しが横へ逸れてしまいます。
「スミマセンけど、そろそろ話しを戻していただけますか! 進めないと、5時までに審査終わりませんよ!」と言われながらの審査です。本年度は、50件の助成申請があり、1件ずつ丁寧に議論しますから、結構骨でした。
ところで5時までに審査を終わらせたかった理由は、他でもありません。それは、歓送迎会!
芸大BiOnの鶴見俊一郎さんは、最近アートアドバイザーに就任されたので、その歓迎会です。それから、区役所の方も人事異動があって、4月まで文化振興課長だった、IJ氏が他部署へ異動、代わってID女史が新課長として見えました。またIJ課長の下で、とても熱心に働いて下さった、K女史も他部署へ異動、替わってS氏が来られました。その歓送迎会というわけです。
そうです、文化振興課長に就任したら、必ず、すき焼きを食べるのが、通過儀礼なのです。
昼間の会議の進行は、少しだけ押してしまいましたが、なんとか50件の中から有望な8件を選び出し、ほぼ定刻で、歓送迎会の開会に漕ぎつけ(?)ました。
この会議の特徴(?)は、頻繁に宴会があることです。この御時世なので、もちろん自腹ですが、いつも、会議の日取りが決まると「会議の後で、飲み会もあるんだよね!」という話しになり、自然と私が、そちらのセットの担当となります。だから、歓送迎会の仕切りは、私の当然の任務です。
そういう次第で宴は始まり、今回も「台東区の文化」を肴に談論風発、楽しい会で、痛快に呑みました。
おっと、そうだ、IJさん、Kさん、今までありがとうございました。IDさん、Sさん、今後よろしくお願いいたします。そういう趣旨でしたよね、たしか今回は。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
*台東区アートアドバイザー会議については、こちらです。
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