工房見学委員会
「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。
この会は、二条彪先生の門下生約200人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できる、初めての大イベントです。
その準備のため、「台彪会」のメンバーがいくつもの委員会を作って活動していますが、その中で準備が最も周到なのは、「工房見学委員会」です。
「全国彪友会」のメイン・イベントである、二条先生の講演と懇親会は、4/20の夕刻からですが、当日の午後プレ・イベントとして「工房見学」があります。台東区と言えば、地場産業の土地柄ですが、そうした工房の内の8軒を、全国から見える皆さんに見学していただくわけです。
で、今行われているのは予行見学です。見学受け入れを立候補した8社が、相互に予行演習を受け入れているのです。それから本番に臨む、という段取りです。その段取りも景況で、先日は仏壇・仏具の販売の「内田商店」さんを見学してきました。
「内田商店」さんは、浅草と上野の間にあります。
この辺りには、江戸幕府の政策で御寺が集められていて、自然に仏壇屋さんが多い所です。これも一つの地場産業と言えます。
さて、そうした所へまいりまして⇒説明をして下さったのは、なぜか女系が続くこの御店の、「五代目見習い」H恵女史。
仏壇や仏具は身近にあるのに、初めて聞く「目から鱗」的な話しも多く、
へええ、そうだったんだ!
の連続でした。
仏壇・仏具の形状や作り方には、ちゃんと意味があり、その説明を聞くうち、
「先祖の前では、嘘のない綺麗な心になれる気がします。自分が自分と対話出来る場所とも思えました。」と感想をメールして来られた、参加者の方もいました。
地場の皆さんから、直に話しを聞ける体験は、実に有り難い、そう思えました。
なお、その他の見学受け入れ会社は、下記↓の通りです。既に満員のところもありますので、お気をつけ下さい。
1「サトウサンプル」(食品サンプル)
「もはや“ロウ細工”ではありません。料理の“旬”を再現する、進化した技術をご堪能ください。」
2「竹村漆器店」(蕎麦道具・漆器の販売)
「江戸漆器店の三代目です。蕎麦道具作りの為に蕎麦打ち技術を学び、江戸蕎麦マスターソバリエの資格を取得。蕎麦と蕎麦打ちの道具について会話させて頂きます。」
3「飯田」(調理器具・食器の販売)
「本年創業100年目。料理を愛する全ての人に贈る料理道具屋」
5「末光」(本革靴の製造・販売)
「美味しい料理も心に響く音楽もすぐに、簡単にはできません。あなただけの一足、想いを込めて、手間をかけてお作りします。」
6「種亀」(最中種(皮)の製造・販売)
「最中の皮一筋160年。“最中”の生い立ちから、“最中種食べ比べ”。この機会を逃せばまず聞けない、ディープな最中ワールドをご案内致します。」
7「フダヤドットコム」(手作り木札の製造・販売)
「金型彫刻4代目から、その技術や感性を活かしつつ木札製造販売に転身し8年目の現在に至るまでを余すところなく熱く語ります!」
8「中江」(桜肉(=馬肉)料理と馬油化粧品製造販売の飲食店)
「東京の伝統的郷土料理「桜鍋」の秘密と国の有形文化財に登録されている店舗を創業から106年間の中江の生い立ちとともに大公開します!」
くわしくは、こちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて715日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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