受賞パーテイー

 今週末、司会の出番があるので、仕込みをしないといけません。

 ブログなんか書いている場合でないです。

 しかも今回は、250人くらいの参加者がいるパーテイーの司会です。「すきや連」とか浅草料飲組合の新年会とかなら、ぶっつけ本番でも、それでむしろ丁度良いくらいですが、今回はそうはいきません。

 しかも、今回はいたって固い会です。

 「すきや連」でお世話になっている、向笠千恵子先生が「グルマン世界料理本大賞グランプリ」を受賞されたので、それをお祝いする会です。

 お偉い方も見えるようです。

 地方の食文化を紹介し続けてきた向笠先生に感謝している方は、各地にたくさんいて、市長さんも、現元二人見えるとか。うーん、緊迫感あります。

 さらに、今回の難しい点は、登場人物が非常に多いことです。その分食事・歓談の時間が非常に短くなっています。

 グランプリを授賞した御本は『食の街道を行く』という題なのですが、その名の通り、各地の街道の話しの中で紹介された、生産者の方が、この日集結します。

・鯖街道から、小浜市の海産物加工製造会社の社長さま

・ぶり街道から、食品スーパーの会長さま、高岡市の鶏卵生産者の方、飛騨古川の蔵元さん、牛乳メーカーの社長さま、飛騨高山のスーパーの社長さま、松本市の醤油と味噌の社長さま

・塩の道から、長野県諏訪市の蔵元さん、

・あわびの道から、沼津港の干物の大将、甲州種ぶどうによるワインの醸造元

・昆布の道から、福井県敦賀市の昆布問屋の社長さま、同じく敦賀市のレストランのマダム

・醤油の道から、日本の醤油発祥地・和歌山県御坊市の老舗醤油蔵の社長さま

・鮎鮨の道から、岐阜市の料亭の御主人さま

・砂糖の道から、長崎のカステラ屋のオーナーさん

・唐辛子の道から、上越高田の「かんずり」の社長さま

・さつま芋の道から、浅草駒形のさつま芋問屋の会長さま・・・

 この他に、受賞本とは関係のないゲストや祝電の紹介もあります。

 いやあ、忙しい。

 参加者の皆さん、食べてるヒマないですよ!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて557連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すきや連,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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