普茶料理 再訪

 台東区竜泉の、普茶(フチャ)料理(=精進料理の一派)の「梵(ボン)」さんに行って来ました。年に一度、親戚を浅草によんで食事をするのですが、それを今年は、「梵」さんで開催したわけです。

 「梵」さんへ行きますのは、昨年の7月以来です。実は、

 「主任ナビゲーター・住吉史彦と行く、下町の食文化を担う老舗・名店」

という、食べ歩きのシリーズ企画があります。

 東京商工会議所台東支部青年部の、月例会の内の1回なのですが、「住吉史彦と行く」と題していますので、当然、毎回私が万事を手配して、青年部の諸君を、私推薦の御店へお連れしています。その第9回を、昨年の7月に「梵」さんで開催したのです。

 自分で言うのもなんですが、この企画は大人気・大盛況の企画でして、この時も「定員25名様」で募集しましたが、満員御礼となり、地場産業の若社長や二代目君たちが大勢集結しました。「梵」のご主人Fさん自ら、普茶料理と精進料理について、詳しくご教示いただき、勉強になりました。

 今回は、それ以来の訪問で、Fさんに久しぶりにお目にかかることができました。

 御料理も、例によって手がかかっていて、夏らしく、頭が下がりました。個室の風情も結構でした。

 東京スカイツリーが出来れば、海外からのゲストが増えるでしょう。ベジタリアンの方も見えるでしょう。しかし鎌倉と違って、浅草近辺には精進料理の店が大変少ないので、こうした御店は、ますます貴重と思っています。

 あ、ベジタリアンでない外人さんの場合は、「ちんや」という店もありまして、そちらも、まずまず貴重ですので、よろしくお願い申し上げます。

追伸①

 弊店では肉を召し上がっていただく前に、牛の個体識別番号と生産県をお示ししています。汚染エサを与えていないことが確認されていますのでので、安心して国産牛を召し上がっていただくことができます。

追伸②

 「ゆかたdeプレゼント」を実施しています。ゆかた姿で弊店に見えた方に、東北・茨城の冷酒1本(300ml)を差し上げます!(お座敷で、料理1人前を召し上がる方に限り)

 弊店以外の台東区の御店でも、同様のプレゼントが。そちらは、8月13日(土)から28日(日)まで実施予定です。

追伸③ 

 今月の昼時より「四分の三すき焼き」を始めました。

 ご昼食セット(4.300円)の、お肉とご飯の分量を四分の三人前にできます。価格は3.800円です。満腹するまで食べたくはないが、おいしい肉を少し食べたい、という時に、どうぞ御利用を。

追伸④ 

 地下1階カウンターレストラン「ちんや亭」でも、「ちんや」座敷と同等の、霜降り肉すき焼きを召し上がれるようにしました。

 「旨い肉を食べたいが、記念日でもないし、座敷に上がるのは億劫だ」というお客様、あるいは御一人様のお客様、是非ご利用を。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて542連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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