調理パン
先日お邪魔したステーキ屋さんの趣向が面白かったです。
ステーキ用の焼き台で炒めた食材を、食パンに載せて食べるのです。
食パンは薄め。シェフが器用にサンドして、さらに丸めて一口で食べられるようにしてくれます。
私が!と思ったのは、もやし+パンでした。
実は、正直、ステーキ店のもやしに良い思い出はなかったので、焼き台の上に大量のもやしが現れた時は、ゲゲゲと思ってしまいました。脂をもやしが吸った時の、胃モタレ感を想像したからです。
が、パンでもやしをサンドしますと、
うまい。
パンはいったん加熱して水分を飛ばして焼き目も付けてあります。そこに脂が染みるので、美味しく食べられるのです。
そして、私は昭和の下町の調理パンを思い出しました。その昔、地元のパン屋さんには調理パン、菓子パンのたぐいが必ずあって子供の好物でしたが、その調理パンの工程を、今回目の前で視たようでした。
昨今は「パン・ブーム」だそうですが、本格的で高級なパンにフォーカスが当たり、それは良いことなのでしょうが、私には、どうも他人事のように思えてきました。
一口にパンと言っても、いろんな魅力があるものです。
一方、すき焼き+パンですが、これまでハンバーガー屋さんなどが何度か挑戦してきていますが、私的には成功事例が乏しいように思います。その件は、また今度。
追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。
3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。
すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。
「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。
新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。
今後詳細が決まり次第順次こちらのサイトにて公開してまいります。ご期待いただけましたら幸いです。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.354本目の投稿でした。
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