断らない女

「官僚接待」「接待をともなう飲食店」と

「接待」という言葉を聞くことが多い昨今ですが、この二つのケースで言葉の使い方が同じでないことに気づいておられましたか?

「官僚接待」の場合は

企業が契約を獲得するために相手先企業担当者や、許認可の権限を握る公務員に対し、飲食やゴルフなどのサービスなどを提供して相手側の歓心を買うことを言います。

料理屋での食事はこれです。

一方「接待をともなう飲食店」の場合は、

「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」でして、何がそれに該当するかは風俗営業法に定義されています。

・談笑・お酌等「特定少数の客の近くにはべり、継続して、談笑の相手となったり、酒等の飲食物を提供したりする行為」。

キャバクラやホストがこれですね。

・歌唱等「特定少数の客の近くにはべり、その客に対し歌うことを勧奨し、若しくはその客の歌に手拍子をとり、拍手をし、若しくはほめはやす行為又は客と一緒に歌う行為」

スナックがこれです。

・遊戯等「客とともに、遊戯、ゲーム、競技等を行う行為」

視聴者の皆様は、どちらのことを言っているか、吟味しつつご覧くださいませ。

それにしても「断らない女」「7万4千円の女」って昭和っぽくて、私なんかには懐かしいですが、そんなこと言ったら怒られてしまうんでしょうねえ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.023本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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