鍋に入りますか?

ある日「すき焼き」でリアルタイム検索をしていて驚倒しました。

すき焼きは鍋に入りますか!?

というツイートを発見したからです。本当です。

ツイ主さんについて詳しいことは分かりませんが、

横浜市在住。Twitterを利用しているのは2018年7月からというから若い方なのでしょうか。

「数少ないフォロワーさんへ、遠慮せずミュートにして下さい(笑)アホな発言多々してます」

と自己紹介しています。

思えば、すき焼き専門店は全国に30ほどしかなく、絶滅危惧種です。普通の和食店でも最近すき焼きをやっていないことがほとんどですから、すき焼きを外食する機会があまりないです。

肉屋で肉を買って→すき焼きをやる習慣のないご家庭であれば、

すき焼きが身近な世界に無いのかもしれません。

一方、すき焼き弁当は駅にあったりしますから、

すき焼きは鍋に入りますか!?

と聞いてみたくなるかもしれません。

ちなみにですが、ネギを重視する観点で世間のすき焼き弁当を観ると、あれはすき焼きとは申せません。

ネギは、幕末明治の牛鍋成立の頃から牛鍋に入っています。つまりチャーターメンバーですが、弁当すき焼きの肉とネギは別に似てあります。煮え具合が全く違う食材なので、一緒に煮ると段取りが悪いのです。

結果、ネギのフレイバーは肉に全く移っておらず、ネギと、すき焼きの歴史を重視する立場から回答すると、ああした弁当は、厳密にはすき焼きとは申せません。

で、すき焼きは鍋に入りますか!?

ですが、

私には、分かりません、もう。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.904本目の投稿でした。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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