2020年5月4日
食肉販売業
カタい話しになって恐縮ですが、一応、ご説明(釈明)しておきます。
弊社は「食肉販売業」の許可を以前から取っており、売り場もすき焼き屋と別に設営してございますので、生肉やすき焼きの食材を販売したり、通販したりすることは、完全に合法でございます。おしらせまで。
昨今は料理屋のテイクアウトがトレンドですので、それに乗っかって告知などをさせていただいておりますが、食品衛生行政の仕切りで捉えますと、弊社のやっているテイクアウトは「食肉販売業」です。実際商品の受け渡しは、肉売り場で行っています。
今回のコロナ問題を受けて、焼き肉屋さんが「飲食店」の営業許可だけで急遽生肉のテイクアウトを始めた場合、カタいことを申せば合法かどうかはグレーと言えます。
そして、そんな行政上のことより問題なのは衛生問題です。
飲食店の店内で生肉を提供する場合、冷蔵庫を出てからたいてい2時間以内に食べ終わりますよね。その位の短時間なら菌もあまり増殖しないので食中毒のリスクは低いです。
一方お客様が生肉を家に持って帰る場合はどうでしょう。時間が見えませんよね。その場合は、肉はもちろん包装材料も清潔にし、蓄冷剤を付け、そして消費期限を記載したシールを貼る必要があります。食肉販売業者は、飲食店より高いリスクに対応する為毎日そういうことをしています。
5月に入り、気温も上がりました。
コロナほど怖くないとは申せ、食中毒にもお気をつけ下さいませ。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.719本目の投稿でした。引き続きご愛読を。
Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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