住吉史彦の29大ニュース 2010-2019 その2
さて弊ブログは10周年までラスト一ヵ月に入りました。
ラスト一ヵ月はこの十年間を振り返る月にしよう、10大ニュース 2010-2019を選ぼうと思って、トライしてみましたら、29個も選んでしまいました(笑)
うーん、困ったな。
でも、これで行かせていただくことにしました。29はニ・クだし、今月はちょうど29日あるし。
と、いうことで、住吉史彦の29大ニュース2010-2019が始まりました。一か月間おつきあいいただいておりまして、本日は、その2です。
<29大ニュースその2>
2010年12月 ツイッター・ユーザー向け「今こそ宮崎牛を食べる会」を開催しました。
この年の春から夏にかけて、家畜の伝染病である口蹄疫が宮崎県で流行してしまいました。
8月に終息確認が出ましたが、それまでに結局29万7808頭の牛さんを殺処分するという大変悲しいことになりました。畜産関連の損失1400億円、関連損失は950億円と推定されています。この時の処分数が大きかったので、その後今日まで和牛の供給不足が続いています。
「今こそ宮崎牛を食べる会」は、この事態を受けて、宮崎牛のすき焼きを食べるだけでなく、宴会の現場で参加者が、宮崎への応援メッセージを、ツイッターでツイートする、という趣向でした。チャリテイーとツイッターとすき焼きが合体した、史上初(笑)の企画でした。
参加者は多士済々で、談論風発の楽しい一夜となりました。
参加者筆頭は、口蹄疫被害者への応援メッセージを集めながら、埼玉から宮崎まで1500キロを自転車で走った小林大地さん。当日は現役学生でした。
彼が通っている、明治大学商学部・久米信行先生はこの日ご法事で、ご欠席でしたが、講義やツイッターでこの企画を支援して下さいました。宮崎日日新聞さんの取材も入りました。
最初に小林大地さんが自転車の体験談を語り、続いて私が日本の畜産のことをお話ししました。そして、SNSに慣れた人も慣れない人も、スマホをいじりながら、宴会。
この夜集まった方々は「宮崎を応援したい」という以外に、何も接点のない方の集団で、このメンバーで集まることは二度とないでしょう。一期一会の気分でおおいに盛り上がりました。
チャリテイーとSNSとすき焼き、一つの方向性が見えた日でした。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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