フードアナリスト
「フードアナリスト」で「いばらき大使」に任命されていた人が茨城県内の複数の食品業者と金銭トラブルを起こしていたと報じられました。
で、その、フードアナリストって、何だっけ?
と思い検索した人は多いと思います。私も調べてみましたところ、資格商法の一種のようです。
その内容ですが、レストランのミステリーショッパーつまり覆面調査員が知っておくべきことを試験にした内容のようです。ご丁寧に1級から4級まであるようです。
くだんの「大使」の人は単に「フードアナリスト」であるだけではなく、資格を認定する側・運営側にまわっていたようでした。
覆面調査の仕事を調査員の個性にまかせず、明文化するのは私も結構と思います。
が、そんなにたくさん仕事があるのかなあ、と思ったら、あるようでした。
FAQの、「資格を獲ったらどう活かせますか?」
の質問に対する回答の筆頭に、
・地域の食のアドバイザー・プロデュース・講師として
が挙げられていたのです。本来の、
・ミステリーショッパーとして飲食店調査を実施
より上でした。
地方の業者さんや自治体の人が中央のアドバイスに飢えていることが、仕事として利用できますよ♡と言っているようなものですねえ。
私としてはアドバイスに頼るより、地方の方がそれぞれの独自性を追求した方が良いような気がするんですけどね。なお、
「常任理事の藤原浩氏はご本人から連絡があり「フードアナリスト協会にこれ以上迷惑をかけたくない」との事由で、12月4日付で辞任されました。本事案は、藤原氏の個人的な案件であり当団体は一切関係ありません。刑事事件ではなく、民事の債務不履行問題であり、藤原氏と原告の皆様との間で解決すべき事案です。藤原氏には誠実に真摯に本案件の原告の皆様と対応していただくよう約束しました。今後、藤原氏は当協会とは一切関係ありません。本事案について、当団体は双方の主張について、公正に丁寧に耳を傾け、注意深く経緯を精察してまいります。」
・・・そうです。残念。
本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は3.576本目の投稿でした。
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