トマト卵

日本料理業「東京芽生会」の皆さんが見えたので、卵の新作を出してみました。
今回の卵は「トマト卵」。
「バサラ」さんが「トマトすき焼き」をやっておいでなので、味としてOKなことは既に知られています。しかし、やり方は同じではありませんで、「バサラ」さんが鍋の中にトマトを、そのまま投入するのに対して、「ちんや」では卵の玉丼の中だけトマト味を入れる作戦です。
「バサラ」さんの「トマトすき焼き」は名物になっていて、それを食べようと客が集まりますが、「ちんや」に見えるのは、普通のすき焼きを食べようという人達で、それにトマト味を試していただくわけですから、鍋全体をトマト味にしてしまうわけに行きません。で、「玉丼の中だけトマト味」なのです。
「玉丼の中だけトマト味」なので、その「バサラ」さんのように、そのままトマトを入れられません。
・トマトを煮出して出汁のようにした液体
・その出しガラ
を用意しておいて、トマトの酸味と旨味が塩梅良く卵に入るよう試してみました。
結果はまずまず。
営業的には手間がかかって、今回のような実験的な会でしか出しづらいですが、美味いことは確認できました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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