競争馬

トヨタ自動車の豊田社長がテレビCMでかなり面白いことを言っておいでですが、それほど話題になっていないようなので、今日の話題にしてみます。
豊田さんは、何故スポーツカーに取り組むんですか?という香川照之さんの質問に答えて、こう言います=約100年前、米国に1,500万頭いたとされる馬は、現在では1,500万台の自動車に置き変わりました。しかし、それでもまだ飼われている馬もいて、それは競争馬なんです。最後に残るのは、そういうものなんですよ、と。
この発言は大変示唆的です。必要性がなくなっても生き残ることもある、という話しです。
思えば、すき焼き・牛鍋も必要性はなくなっています。
他の食べ方で肉を食べられますし、肉以外で栄養を摂ることもできます。
でも、美味しさの競争と考えれば、まだまだ行ける、と私は思います。すき焼きは美味しいから、車や馬のように数字は出ませんけど、美味しさ競争で勝ち残れる気がします。
「そもそも」は勿論大事ですが、時代が変わったら、違う見方も必要のようです。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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