2019年3月7日
いだてん
今年の大河ドラマ「いだてん」には、頻繁に浅草の場面が登場しているのですが、どうも低視聴率だとしきりに報道されていて、寂しく思っています。
ドラマが面白いか・面白くないか、と問われれば、個人的には面白いと思うのですが、視聴率の数字は、内容が面白いかよりも重要なことがあることを示しています。内容が視聴者層にマッチしているかが重要なようです。
企業が新商品を売り出す場合、
・従来からの自社のお客様に宣伝・告知する。
・従来からの自社のお客様ではない方に宣伝・告知する。
の2パターンがありますが、前者の場合旧来商品が好きな方ばかりが相手ですから、売れない可能性があります。
NHKさんは、「いだてん」がまったくの新商品であることを充分知らせずに、従来客層に売ろうとしているように見えます。つまり、今回はマーケティングに失敗している、という見方が大勢のようです。
この際、むしろ、
「大河の従来ファン層には全くウケなかったドラマ」(笑)
として押し出して行くのはいかがでしょうか?その方が、従来大河を視ていなかった方々つまり新規顧客が入って来るかもです。
NHKの幹部の方々は、テコ入れ策として、オリンピック選手とかを登場させようとか考えておいでのようですが、既に分かり易くはないドラマ展開がさらに分かりづらくなるだけのような・・・
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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