秋例会

慶應義塾「料飲三田会」の秋例会を開催し、冒頭挨拶させていただきました。
<以下挨拶>
住吉でございます。本日は料飲三田会・平成30年の秋例会に大勢様ご参加いただきまして、誠にありがとうございます。会長として一言ご挨拶申し上げます。
実は昨晩、明日は挨拶の出番があったなあ、何か、義塾の方で挨拶のネタになるような話しはあったかなあ・・・と考えてみたんですが、とりあえず思いつきましたのは、
六大学野球が惜しかった、残念だった、という件でしょうかね。3連覇確実と思っていたのに、最後の最後で、優勝に関係ないワセダに逆転されるかなあ、という、まさかの展開で残念でした。それから、
ミスター慶応ファイナリストの学生が準強制性交で逮捕、でしょうか、ね、ええ、思いつきましたのが。最近は不祥事があるとすぐ拡散致しますから、先生方も対応が大変だろうなあ、と思いますが、いずれにせよ、大した話題ではないですねえ。他に何か話題がありましたら、お教えいただきたいと思いますが、個人的にはですね、『JK』に載せていただくことになりまして、先週取材の方が見えました。
「じょしこうせい」のJKじゃないですよ、「じゅくこう」のJKです。慶應義塾高校(=じゅくこう)の同窓会の機関誌の名前が『JK』なんですが、そこに私がOBとして出していただけることになりまして、そこで驚いたんですが、私の前の号に出ていた人が、なんと、三菱UFJ銀行の三毛(みけ)頭取でした。随分偉い人から随分テキトーな奴に行ったもんだと思いますが、まあ、料理屋という稼業をしておりますと零細企業のいい加減な社長でも、そういう所に出していただけるもんだ、という話しでございます。新年号に出ますので、塾高OBの方はご笑覧いただければと思います。
さて、本日の例会ですが、「愛宕小西さんのワインと和食」シリーズの第二弾です。ここ「柿傳」さんで開催いただけることになり、大変嬉しく思っております。小西恭子さんが見立てたワインと茶懐石料理のマッチングの企画でございます。
「柿傳」さんの素晴らしさにつきましては、多くの方が既にご存知と思いますので、私からは割愛させていただきますが、当代のご主人も素晴らしい方で、国際観光日本レストラン協会の、全国の会長を務めておいでで、大変ご活躍の方です。茶道の方面でもお偉くて、今日は表千家の重要な行事で京都に行っておいでだとかで、ご不在なのが残念ですが、結構なお料理が頂戴できるのは確実と思っておいます。
で、そのご主人ですが、ワセダの御出身です。小西さんのご主人もワセダ、そして本日の講師の堀井さんは、なんと、ワセダ高校の御出身ということで、そうか、よし、そういうことなら、今日はワセダづくしの例会にしてやろうと思い立ちまして、お酒もワセダにしました。
星野さんのご紹介で、本日は埼玉県の滝澤酒造さんにお酒を出していただき、ご本人にもお越しいただきました。のちほどゲスト紹介のコーナーでご紹介しますが、早稲田大学教育学部社会科の1994年のご卒業とうかがっております。これは暴挙ですねえ。「浦霞」の佐浦さんが見えているにも関わらず、稲門の酒を飲むというんですから、我ながら暴挙だと思いますが、大変楽しみにさせていただいております。
それから、話しの脈絡が前後しておりますが、ここで本日の講師の堀井さんに御礼申し上げます。堀井さんは「更科堀井」の九代目ですが、最近日本橋高島屋の新館にご出店、来年はNYに出店なさいます。また「日本料理アカデミー」東京運営委員会・委員長でもあられまして、大変ご発展の方です。そういう素晴らしい方と今日はこれから食事をご一緒できるわけでありまして、堀井さんがワセダから慶應に来ていただいて、本当に良かったなあと思う次第でございます(笑い)
皆様、本日はお時間の許す限り存分にお楽しみいただければと思います。ご出席誠にありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.182日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: 飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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