ワインすき鍋

ほお、星野リゾートさん、すき焼きへ来ましたか。もちろん新アイデイアですき焼きを改良していただくのは大歓迎です。
さて星野さんが新手のすきやきを導入したというのは、長野県の浅間温泉です。星野さんは各地の、あまり調子の良くないホテルをリノベして再生するという事業をバリバリと展開なさっていますが、今回は「松本の奥座敷」浅間温泉に「星野リゾート 界 松本」を登場させ、そこで「ワインすき鍋」とやらを提供するのだそうです。
私は未だ行ったわけでなく、報道資料のみですが、
「濃縮赤ワインを使った割り下で信州和牛と季節の野菜をいただく、ユニークかつゴージャスなすき焼きだ。」
「適度な酸味と渋み、肉の臭みを消すキレ味は、ワインを使っているからこそ。濃厚を通り越して妖艶と言いたくなるまろやかさ!もちろん、アルコールは飛んでしまうので、お酒が苦手な人でもおいしくいただける。」
すき焼きを酸っぱくするのは、「トマトすき焼き」以来のトレンドでしょう。現代は明治初期とは味覚が違いますから、甘辛旨が突出しているすき焼きの味を変えたくなるのは当然です。それに乗っているわけですから「正攻法」と言えます。
実は弊店も、その流れに沿ったことをしています。それがヨーグルト卵です。
すき焼き屋の私としては、鍋の味全体を酸っぱく変えてしまうのには賛同できず、卵の味だけを変えています。
しかもヨーグルトは牛さん由来のものですから、ワインよりは繋がりが濃いと自負していますが、やる気のある皆さんがすき焼きを改良して下さることは、勿論大歓迎です。
さらに申せば、そのヨーグルト卵のすき焼きはワインにかなり合いますので、その件を弊ブログの11月4号に書きましたので、合わせてお読みくださいまし。
星野リゾートの「ワインすき鍋」について、長野の方のリポートを期待致します。

追伸⓵
このところ連日忘年会のご予約を頂戴し、在り難く思っております。
ご検討中の方は、早めにお決め下さいませ。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.180日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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