傷がつく

ほお、軽井沢町、思い切った態度に出ましたね。実に結構。応援したいと思います。

報道によりますれば、

「6月に民泊が解禁されるのを前に、長野県軽井沢町が通年での町内全面禁止を求めている。」

町内全面禁止~実に結構と思います。

「地元宿泊業への影響や、騒音やトラブルなどが起きれば「軽井沢ブランド」に傷が付くとの懸念がある。規制権限がある県は3月、別荘地などで民泊を制限する条例を制定したが、町は受け入れられないとし、主張は平行線をたどっている。」

「国は、急増する訪日外国人の宿泊の受け皿として民泊を推進。昨年末に示した運用指針で、自治体全域や通年での民泊の規制は「適切ではない」と明示した。」

ところが、です。町に民泊を規制する権限はないのだそうです。

私の地元・台東区は結構早めに民泊規制を始めましたので、どの自治体でも出来ると思いきや、

「民泊は都道府県や政令市、中核市などが条例で独自に規制できるが、町には権限がないため、軽井沢町は県に全面禁止を条例の施行規則に盛り込むよう求めた。県は、民泊を一部制限する条例を制定したが全面禁止には否定的で、町と話し合った上で、今月中に専門委員会で結論を出す。」

別荘地で民泊が始まったら、必ず投機目的の輩が入ってきます。そうしたら最早別荘地ではなくなってしまうでしょう。「ブランドに傷が付く」程度の話しではないと思います。

踏ん張れ、軽井沢。

 

追伸

先日「東都のれん会」さんのご依頼により、日本橋三越本店でトークショーをさせていただきました。催事『江戸東京味・技めぐり』を盛り上げるためでした。

演題は【意外と知らないお肉の話しー肉選びの目線が変わります】

動画が撮ってありますので、こちらからご覧ください。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.962連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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