冬季五輪

以前から夏季五輪より冬季五輪が好きです。

夏季:金ピカ感

冬季:手作り感

という感覚を、どうしても感じてしまいます。

女子スケートの金メダリスト・小平奈緒さんは長野の病院に所属していると聞きます。しかも他の就職先に内定していたのに行けなくなった時、その病院が雇い入れて、選手生命の危機を救ったと言います。この病院の関係者の皆さんに私は拍手喝采を贈りたいと思います。

対する夏季については、私はそういう気分になれないんですよね。ひねくれ者なもので。

取引先のビール会社の人がやって来て、

2020オリパラのオフィシャル・スポンサーに成りました!

とか聞かされると、その分ビールが値上げになるのかなあ、と憂鬱に思ってしまいます。大手企業とゼネコンとテレビ局が仕切る夏季金ピカ五輪って、

自分には、あんまり関係ないよね。

と私は思ってしまうのです。

それにしても日本って、何故もっと冬季に力を入れないのでしょう。

雪を資産に変えられる、数少ない方法ですよ。地方振興にもなりますよね。

国がやらないなら、村役場でやりませんか。選手を職員として雇うのです。給料は「ふるさと納税」で賄いましょう。

返礼品は、その選手のグッズで良いと思います。

返礼品がブランド肉で、それを通販みたいに売るなんて、蛇道中の蛇道です。

いや、蛇さんだって、そんな変な道は嫌がって通りませんよね。蛇さんに失礼です。

あ、話しを戻します。

日本中の草莽の人々が選手と苦楽と共にする五輪なら大歓迎ですけど、金ピカ五輪は、私には、あんまり関係ない感じがしています。2020が金ピカに成らないことを祈念します。

 

追伸

2月21日発売の雑誌『東京カレンダー』にお採り上げいただきました。ありがとうございます。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.919日連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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