続 もたれない肉
9/24、肉卸A社のAさんが見えました。
雑談=と言っても肉の雑談をする内、先日見えた近江の方々が言っていた「もたれない牛」の話しをAさんにしてみました。
近江の方々が帰られた後、こちらもいろいろ考えてみたのですが、「もたれない」は、良く考えると、とても大事かもしれないな、と思っていたところだったからです。
今「ちんや」は創業130年を機に、どういう肉を売っていくのか、明確にしていきたいと思っていますが、イメージとしては、
・・・ 前から ずっと食べてきた、そして孫にも食べさせたい、「ちんや」の御肉 ・・・
という感じなのですが、
そのためには、「旨い」だけでは、不充分という気がしています。「旨い」以外に「安心」「もたれない」が必要でしょう。
私自身も、よその店で肉を食べて、食べている時は良いのに、家に帰ってから消化が悪くて往生したことが何度もあります。そういうことだと、再度その店に行きたいと思いませんし、「孫にも食べさせたい」とも当然思いませんよね。
肉の熟成や脂肪の融けのことなどを良く研究して、
前から ずっと食べてきた、
そして孫にも食べさせたい、
安心、旨い、もたれない、
「ちんや」の御肉
という感じにしたいですが、宣言するには、もう一段研究が要りますね。
え、もう言ってるじゃないかって?
しまった、バレてたか、どうなってるんだ、この会社の情報管理!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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