食の街道を味わう
「食の街道を味わう」という食事会に出席しました。
そもそもですが、日本の食文化は、いくつもの「食の街道」沿いに伝わっていきました。
鯖街道、鮎鮨街道、塩の道、昆布ロード、砂糖街道などですね。
この件は、向笠千恵子先生の御本『食の街道を行く』(平凡社新書)に詳しく書かれていて、この御本は、『グルマン世界料理本大賞』も受賞しましたから、日本のみならず世界的にも知られていることです。
さて、今回の食事会は、その向笠先生が「東京会館」の調理長で「現代の名工」でもある鈴木直登さんと組んで開催したものです。
当然のように大盛況。「定員130人」で募集したら180人も集まってしまったとか。しかも全国から見えていて素晴らしいことです。
鈴木調理長によるお料理は「新感覚の伝統食」とも言えるもので、大変結構でした。
一つだけ難儀だったのは、〆の挨拶を頼まれたこと。
飲めないんですよねえ、〆を頼まれると。
次回は乾杯の音頭がいいなあ。
追伸1
雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。
ありがとうございます。
追伸2
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
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978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.728日連続更新を達成しました。
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