豆生活
名古屋の「豆福」さんが本を出されました。題して、
『キレイの秘密、「豆」生活。』
「豆福」さんは、創業1939年の豆菓子専門店さんです。
名物は「山海豆」。これは昆布と椎茸から引いたダシで調味した大豆を、海苔で巻いた豆菓子です。山と海の産物を合体させたものということで、「山海豆」なのだとか。
2007年には、愛知県より「愛知ブランド企業」に認定されています。
が、今回の御本は、
「キレイの秘密」。
「老舗豆菓子店主が教える身近なスーパーフードの秘密と、とっておきのレシピ」
「20代のころの“キレイ“を取り戻したいなら今すぐ豆を食べましょう。美肌、美髪、デトックス、アンチエイジング……」
ということで、豆料理のレシピが中心です。
その点を、ご主人(「豆福」二代目・福谷正男さん)は少し気になさったようで、送り状に、その経緯が書いてありました。「豆菓子屋のおやじの本というのに、豆料理のレシピばかりの本じゃないのと首をかしげるかもと思います」。それでもレシピ本になったのは、
この本はまず、福谷家の、三食豆を欠かさない食生活を反映したものです。
そして、あまり便利とは言えない御店に人を引き付ける目的で1989年に開始した、料理教室の成果でもあります。豆菓子屋主催の料理教室というのは類例がないそうです。
私が気に成ったのは、日本酒に合うという、
「鯛の胡麻和えサラダ仕立て」ですかね。
発刊誠にお芽出とうございました。
出版社: 幻冬舎 (2017/6/14)
ISBN-10: 4344912349
追伸1
6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。
今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、
「世界が恋するWASHOKU」。
旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。
追伸2
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.697日連続更新を達成しました。
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