大火
「大火」が糸魚川で起きてしまいました。
「大火」というものを、すっかり忘れていた人も多いかと思いますが、
・家屋が密集している。
・フェーン現象が起きている。
・消防力が非力(消防車が6台しかなかった)
という条件の下では、いったん火事が拡がれば「大火」に成る可能性が最初からあったと思われます。
実際、今回火災があった「大町」周辺では1928(昭和3)年に105棟を、西側にある「横町」では1932(同7)年に380棟を焼く大火する大火が発生していたとか。
報道では「何故「大火」に成ったのか」ということばかりを論じていますが、むしろ、私は何故「初期消火」が出来なかったのか、という点を詰めた方が良いと思います。
「何故初期消火が出来なかったのか」は、
どうしても個人の責任追及の雰囲気を伴いますから、とても論じにくいとは思います。今回火元はラーメン店ということでした。テレビの画像で視る限り、零細な感じのお店さんですから、尚更です。
しかし、いったん火事が拡がれば「大火」に成る可能性が高かったのですから、そこはやらねばならぬことと思います。そして、我々のような飲食業者にも、検証結果を伝えてもらいたいものだと思います。
県警によると、ラーメン店の男性店主が鍋を空だきしたことが原因だったとも言われていますが、どうだったのでしょう。
なお、偶然ですが、同じ日に「いきなりステーキ大宮東口店」からも火が出て、3棟が全焼・1棟の外壁が焼けるなどしましたが、こちらは「油に引火した」という理由が分かっています。
何故初期消火が出来なかったのか。消火器の場所を店員は知っていたのか。消防訓練はやっていたのか。検証結果を伝えてもらいたいものだと思います。
追伸①
今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。
追伸②
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.492連続更新を達成しました。
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