淡路島の食材をふんだんに

うーん、商標の問題はクリア出来ているんでしょうか。ひとごとながら心配になります。

淡路市尾崎の、とある観光施設が「淡路島の食材をふんだんに使用した新メニュー」として登場させた「自家製バジルのトマトすき焼き」の件です。

神戸新聞が報じたところでは、料理長は、

「さっぱりとヘルシーで女性にお勧め。淡路島の良いところが詰まった新たな名物料理ができた」とご満悦なのだとか。

うーん、「トマトすき焼き」は和食の「ばさら」さんが商標登録していたような気がしますよ。登場してから10年近く経つかと。最初は私も、この方法に衝撃を受けたものです。

話しは少し逸れますが、「トマトすき焼き」にヒントを得て、私は「ヨーグルト卵」を考案しまして、先月から提供しています。

「トマトすき焼き」が鍋に酸味を加えるのに対し、私は卵だけに酸味を加えました。だから、後で他の味~例えば、カレー味の卵ですき焼きを食べることも出来ます。しかも醗酵食品を摂れるという利点もあります。

そして、味も美味しいのです。酸っぱくはならないんですよ、これが。「酸味と甘味が絶妙」「肉のしつこさがほどよく消える」という点では、トマトもヨーグルトもかなり近いと思っています。

さて、話しを淡路に戻しますが、商標の件、確認した方が良いと思いますよ、私は。

やり方についても、神戸新聞によれば「ニンニクとオリーブオイルをなじませた鍋に、タマネギ、トマト、バジルを並べ、割り下で味付け。淡路牛をかぶせるようにして火を通し味わう」そうで「ばさら」さんに似ています。まずくないですかねえ。

 

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978-4-7949-6920-0 C0095

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.446連続更新を達成しました。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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