金魚文化
「すみだ水族館」で「お江戸の金魚ワンダーランド」を開催しているというので、ある猛暑の日に行って来ました。
「すみだ水族館」はスカイツリーの下に在ります。その回廊部分にあたる「江戸リウム」を使って、金魚展は開催されていました。
約100mにわたってさまざまな金魚たちを展示するゾーンが出来ていまして、江戸の金魚文化や歴史などを学びながら楽しめます。
ワキン、リュウキン、ランチュウ、エドニシキ、アズマニシキ、チョウビ、タンチョウ、ピンポンパール、チョウテンガン、スイホウガン・・・
聞けば、江戸時代前期には既に大々的な金魚養殖が始まっていたのだそうです。
文化文政期には現在の三大養殖地(=愛知県弥富市・奈良県大和郡山市・江戸川下流域)が出来て、大量生産・流通体制が確立しました。金魚の価格も下がったことから金魚飼育が庶民にまで普及し、品評会も催されるようになり、浮世絵にも頻繁に登場するようになります。
なるほど、「金魚文化」と言って良いワールドですねえ。
関連企画として「夏休み・わくわくきんぎょ検定」もやっていました。
「すき焼き通検定」の参考にしようと思って、挑戦してみましたが・・・
「金魚の水槽やパネルを見て、金魚に関するクイズ 5 問に答えます。全問正解できたら検定用紙に合格スタンプと特別金魚スタンプを押してもらえます。」
けっ、これは餓鬼向けかあ。
追伸
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.363連続更新を達成しました。
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