小田原攻め

ツイッターで、以下↓のような投稿を見つけました。

「小田原城攻めはほとんど攻撃しなかったので、みんな退屈だったことでしょう(秀吉も茶会を開いたり温泉に入ったりしてました)。ちなみに高山右近の陣では蒲生氏郷と細川忠興らとすき焼き(牛鍋)パーティをしていたそうです。いいですね。」

私は見逃したのですが、今放送しているNHK大河ドラマ「真田丸」でそういう場面があったらしく、その関連のツイートのようでした。

NHKでやったことなら、そのまま、このブログで紹介してもOKとは思いましたが、念のためFBに、

<戦国に詳しい方、情報下さい、これ、本当ですかね?!>

と投稿しましたら、

「ウィキペディアによれば、その話の出典は綿考輯録など、細川家の記録に拠るようですね。」

次に知人の、おでん屋さんから、

「小田原攻めで牛鍋が食べられていたのは事実のようです。敵地に入って農作業を邪魔するのも戦術ですから農耕用の家畜は真っ先に捕まり食べられたことでしょう。兵糧攻めに苦しむ小田原城内の兵士としては毎晩のように肉と味噌の焦げる香りが漂ってくるのは辛かったでしょうね。だから城に火を入ることなく、ゆっくり寝返る者達を待てばよかった。城の周りは遊郭が囲むような状態だったそうで、夜な夜なの大宴会で食べるもので新しいものを作るように指示があり、そこで生まれたのがハンペンでもあります。」

なるほど。寝返りを促す方法として、うまそうな宴会をしたというのは、かなり頷けます。

ハンペンの件は知りませんでした。

情報ありがとうございました。

追伸、

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978-4-7949-6920-0 C0095

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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.305連続更新を達成しました。

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