ミラサポ
地方で経営指導をしている知人に、
ミラサポで東京まで出張できるんですよ!
と言われて、私は一瞬意味が分かりませんでした。
「ミラサポ」とは中小企業庁のやっている事業のことで、
① 公的機関の支援情報・支援施策(補助金・助成金など)の情報提供や
② 経営の悩みに対する先輩経営者や専門家との情報交換の場の提供
が行われているそうな。
その内の②で専門家の出張旅費が補助されるのだとか。
専門家の助言はもちろん必要ですが、その経費を国に頼ろうという発想が私にはなかったので、この事業のことは全く念頭になかったのですが、専門家の絶対数が少ない地方では東京から人を呼びたいでしょうから、まあ、有効なのかもしれません。
しかしですね、私が拝察しまするに、地方の質の良いものが東京の「専門家」(?)の手でヘンな風にアレンジをされている場合が少なくないです。元々は良い物なのに、ネーミングとパッケージで目立とうとしているのを見かけると悲しくなってしまいます。
これまで私はそういうものを、何だかなあ!と思って来ましたが、なんと、国の予算がついていたんですねえ。
くれぐれも専門家は選んで欲しいものだと思います。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.259連続更新を達成しました。
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