茶屋
今年は桜が咲いてから寒い日が続き、開花がゆっくりでしたが、月末になって、ようやく見頃になってきました。
今年も向嶋墨堤組合さんが、「芸妓茶屋」を設けたと聞いて出かけてきました。
「芸妓茶屋」というのは、その名の通り、向嶋の芸者衆が接待してくれる茶屋ことで、隅田川の桜橋デッキのそばに4月3日(日)まで設置されています。
昼間のことで酒が飲めないのが残念ですが、良い風情なので、毎年出かけています・・・と書く積りでしたが、
こ、混んでますねえ。
円安インバウンド景気がこんな所にまで。
外国の方たちは、芸者衆をカメラに納めるのに必死です。
写真って、そんなに撮りたいもんなのでしょうか。私は、画像は脳裡に納めれば良いと思っているので彼らの気がしれません。どうせ、整理できないと思うんですけど。
まあ、撮るという行為はタダですからねえ。その行為を楽しんでおいでなんでしょうかねえ。
ああ、でも訂正です。完全にタダとは言えませんでした。
貴殿が写真を撮ろうと必死で呼び止めているお姐さんは、私の所へ茶を運ぶ最中なんですよ。いい加減にしてくれませんかね。
茶が冷めるじゃないですか。そのコストが生じるので完全にタダとは言えませんでした。
追伸、
拙著が発売になりました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.225連続更新を達成しました。
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