お茶のサービス

とある御店さんの、結構なサービスの件です。

その御店では購入者にお茶が出るのです。結構なことです。

ウチの売店でそういうことをやろうぜと私が言い出したら、

社長、忙しいのに勘弁して下さい!

と現場から言われてしまうでしょうが、その御店の人は一生懸命お茶を入れて下さいます。結構なことです。

し、しかし、それを私が飲む間、立って順番待ちをしている人がいます。

急いで飲まねば!

飲みますと、

あち! あちち!!

お茶が熱いです。

お茶が熱いと単純に飲みにくいだけでなく、旨味の寒天でも、いや、旨味の観点でも問題がありますね。茶の旨み成分であるアミノ酸は、湯の温度が50度程度の低温で溶け出し易いとされています。やたらと熱い湯を使うと、渋みのカテキンは出て来ますが、アミノ酸が出て来ないので、渋い茶に成ってしまうのです。

しかし、出されたものは飲んでしまうのが、料理屋の性です。しかも待っている人がいるのだから、急いで飲まねば。

あち! あちち!! あちちち!!!

このサービスは、店がヒマな時に限定してはいかがでしょうか。

 

追伸

肉の情報ポータルサイト「肉メディア」で、私の連載が始まりました。

題して、「大人のすき焼き教科書」。

弊店でリアルなイベントも企画しています。

こちらから、どうぞ、ご覧下さい。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.111連続更新を達成しました。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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