上野東京ライン
金沢の皆さん、新幹線おめでとうございます。お景気がよろしいようですね。
富山の皆さんも、ちょっとだけおめでとうございます。
一方の、上野の皆さん、ご愁傷様です。
新幹線と同じに日に「上野東京ライン」が開通して、上野が始発駅だった時代が完全に終わってしまいましたね。
これまでは上野で電車を乗り換える方が多かったですから、そのついでに街に出て飲んでしまう人もいたかと思いますが、これからは店の、それ自体の魅力で集客しないといけません。頑張っていただきたいと思います。
もっとも、これまでも関西では、京都も大阪も神戸も通過駅でした。たいていの電車は滋賀県辺りから兵庫県まで続けて走っていて、都心に始発駅はありませんでした。
始発駅・上野に愛着のあった私は、関西に行くたびに違和感を感じたものですが、これからは上野を電車が通過することにだんだん慣れて行くのだろうと思います。
で、あれば、ですよ、新幹線もそうしちゃえば良いんじゃないでしょうかね。
東北新幹線は新横浜始発に、
東海道新幹線は大宮始発にしてしまい、
JR東海の整備拠点は埼玉に、
JR東日本の整備拠点は神奈川県に置いてはいかがでしょうか。
東京駅の社内清掃チームの早業は、テレビではすっかり美談に仕立てられていますが、私などが拝見しますと、怖くて仕方ありません。
ノロウイルスに感染した人がゲロを吐いた場合徹底的に始末しないといけないんです。拭き取っただけでは、ウイルスは残っていて、それが乾くと悲惨して、いや飛散して他の人に感染するんですよ!
それに、際限の無い東京一極集中を視ていると、私のような東京の人間すら、なんだか怖い感じを覚えます。考え直す時に来ているのでは、と思ってしまいます。
それはともあれ、昭和は遠く成りにけり、ですね。
どうしても私はウハウハの話しより、上野とかブルートレインとか、昔懐かしい話しに関心が行ってしまいます。
ああ、上野駅
くじけちゃならない人生が
あの日ここから始まった
追伸
『日本のごちそう すき焼き』は、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.847日連続更新を達成しました。
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