家族の絆・母とは
TV番組『食彩の王国』を視ていますので、そのスポンサーである東京ガスさんのCMも頻繁に視ることになります。
現在東ガスさんが流しているCMは、
「家族の絆・母とは」篇です。
コンセプトは「料理は家族をつなぐ絆であってほしい。そしてそのお手伝いを東京ガスはします。」で、既に何篇かのシリーズが放送されてきました。
今回の「母とは」篇には、料理上手・働き者の母親役で渡辺えりさんが出演し、母と息子の心の結びつきを描きます。ネットでも好評らしく、
泣かせるなぁ
ボロ泣き。。。
これはCM大賞あげます。
・・・といったコメントが書き込まれています。
そんなCMを視ていて、私が思ったことは、
弊社の「すき焼き思い出ストーリー」に似ている・・・
ということでした。
「すき焼きは家族をつなぐ絆であってほしい。そしてそのお手伝いを「ちんや」はします。」
お、同じじゃないですか。
実は、今年の私の活動の一大メインテーマとして「すき焼き思い出ストーリー」の充実を考えているんですけどね。
話しをCMに戻しますが、このCMで特に私が感心したのは、
渡辺えり母さんが、料理を作ったのに息子がすぐ食べないと、
「すごく怒る」
という台詞です。この台詞は、
料理が冷めないまでの時間を家族が同席して過ごすことの大切さを一言で表現していて、秀逸と思います。
仕切りはD社でしょうか、HK社でしょうか。
もちろんガスの宣伝ですから、電子レンジでチンはダメだと言いたいわけです。レンジという新技術の普及により、家族はそれぞれ個々に都合の良い時間にチンして食べるようになりました。
所謂「個食」「孤食」ですね。
2015年は日本人がおせちすら「個食」するように成った年として記憶されると思います。
そんな電子調理万能の御時世だからこそ、このCMの評判が良いのだろうと思います。
それにしても東ガスさんにパクられるとはなあ。参ったな。
追伸①
年始の営業案内です。
1月1日のみ休業し、2日から12日まで休まず営業致します。
どうぞ御利用下さい。
追伸②
一冊丸ごと「すき焼き大全」とも申すべき本が出ました。
タイトルは『日本のごちそう すき焼き』、平凡社より刊行されました。
この本は、
食文化研究家の向笠千恵子先生が、すき焼きという面白き食べ物について語り尽くした7章と、
全国の、有志のすき焼き店主31人が、自店のすき焼き自慢を3ページずつ書いた部分の二部で構成された本で、
この十年の「すきや連」活動の集大成とも言える本です。私も勿論執筆に加わっています。
是非是非お求めください。
弊店の店頭でも販売しますし、こちらからネットでも購入できます。
是非。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.771日連続更新を達成しました。
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