手摘み山菜
5月に入りまして、変わりざくが変わりました。
5月ですので緑色のものです。
「信州の、手摘み山菜盛り合わせ」を召し上がっていただこうと思います。勿論すき焼きに入れて。
「盛り合わせ」としか表記していないのは、本当に手摘みなので、収穫日によって内容が変わってしまうからです。
最初の週は、山セリやカンゾウ、シャクが長野県安曇野市から直送されてきております。
セリは猪鍋に入っていることがよくあり、両国の「ももんじや」さんでも鍋に入っていました。その他の野菜は初挑戦ですが、
カンゾウはユリの仲間で、甘みが少しあり、シャキシャキしています。地元では酢味噌にすることが多いそうですから、しゃぶしゃぶに良いかもしれません。
シャクもセリの仲間で、セリのような良い香りがします。おひたしや天ぷらにされることが多いようです。シャクの葉や根茎を陰干ししたものが消化不良の薬として食すことあるそうで、肉と一緒に食べるのは良いかと思います。
山草の爽やかな苦味は、野山が芽吹く、この時季独特のものですね。
山里の遅い春を お召し上がり下さい!
なお、このように内容が仕入れ・在庫状況で毎日変わりますので、事前のご予約は承ることができません。悪しからず、ご了承願います。
追伸①
弊店の定休日は火曜日ですが、明日5/6は祝日に当たりますので、臨時営業いたします。どうぞ御利用下さいませ。
追伸②
ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。
「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。
<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.527日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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